犬とカヌー「青く透明な淵が復活!」中河内川(静岡県)

富士川の上流部の様子は……?
水位:玉川―0.67m

前回、富士川を下って
「もうこの川には来ないかも」
と考えてしまった。
くわしくはこちら↓
https://large-dog.iehikaku.com/archives/3038

しかし、あの支流の楽しさは忘れられない。
どうにかならないか……?
そして気づいた。
そうだ、問題になっている早川(支流)より上流へ行けば、
きっときれいな水を漕げるのだ!!

と、いうことで3時間ほどマックスマップル(地図)&グーグルアースと格闘し、
自宅からの距離が今までのコースとそれほど変わらなくて、
漕ぐ距離も短め(6㎞)で支流で遊ぶ時間がたくさん取れる、
という理想的なコースを見つけた。

そこで2022年8月27日、レッツゴー!
中央道の渋滞ほぼ無しで7時50分にゴール予定地の飯富橋に到着。

アユ釣り師3名。
駐車場から河岸まで70~80m。
近づくと泥臭い。
(真夏のかなりバッドコンディションな那珂川並み)
ちょっぴり嫌な予感。
チャリを置いてスタート予定地の峡南橋へ向かう。

しかし、クルマで河原へ下りられる場所無し。
川沿いの道を下流に向かっていると、河川工事のおじさん2人に遭遇。
ダッシュでお話ししに行く。
真っ黒に日焼けしたおじさんは、にこやかにこう対応してくれた。

「近くにクルマで下りられる場所?
ぜんぜんないよ」

「ラフティングやってる業者がいるけど、
それは契約で俺らが車止めを開ける鍵を渡しているんだ」

お礼を言い、
肩をがっくり落としてクルマに戻る。
しかし諦められない。
グーグルアースでは2㎞下流の富士川橋から下りられたはず。
ところがどっこい。
やはり下りられる場所なし。
しかも橋の上から川面を確認すると、
どう見ても水がきれいじゃない。
透明度50㎝ぐらいで川底は石ではなく泥だ。
いくら鮎好きの私でもここで釣ったヤツは食べられない。
やっとあきらめがついて静岡方面の中河内川へ向かうことにした。

ゴール地点の西山橋には魅力的なヤナギがわんさか。
大至急、長袖長ズボンに着替えて飛び込む。
しかしコクワガタのみ……。

肩をがっくり落としてスタート地点の玉川中学校へ向かう。
11時25分スタート。
水位は前回と同じはずだが明らかに20㎝は高い。
(どういうこと?)
最初から1級強の瀬。

向かい風だが早歩きくらいのスピードでグングン進む。
水は青白くて透明度20㎝。
でも泥臭くないので清潔感がある。
所々に子連れの川遊び客がいるが川幅があるので気にならない。

スタートして1㎞くらいでターザンポイントに到着。
中洲にカヌーを係留。
青い川面とまぶしい陽の光が気持ちいい。

前回は淵に砂利がたまっていて飛び込みができなかった。
しかし今回は1.3mくらいの深さがあり、ギリギリ可能。
しかも流れが速いので飛び込んだら「ぐいぃ~~~んっ」と流されるを繰り返す。

嫁と泰楽(ゴールデンドゥードル)も上流から何度も流されていた。
そこからも1級前後の瀬が100mおきに出現して水しぶきを浴びまくる。
真夏を実感。

その勢いで第一関門の堰堤に到着。
流れが早い&浅いので全員降りて、
ぐいぐい引っ張って左端からカヌーを落とす。


↑泰楽はこのあとちゃんと降りました

2番目の堰堤も左端から落とす。
しばらく落ち着いていたら最後の難関、橋の下の堰堤。
こちらも左端から落とす。

それからはファミリー向け川遊びポイントが続く。
それでも直角カーブが連続するので意外に落ち着かない。
最後の1mの落差は右端から落とす。
13時25分にゴール。2時間6㎞コースでした。
チャリ15分30秒・3.84km。

野営地へ移動。
そこは2年連続で60mmオーバーのヒラタクワガタをゲットしたポイント。
しかし、今年はコクワさえゼロ。
(なんで!?)

ディナーは君津市(地元千葉県)で手に入れたイノシシ肉とイオンの焼き鳥。
やはり炭火で焼くとどうしようもなく美味い。

さらに今回はインスタで見つけた皮ごと焼くとうもろこしにも挑戦。

物理的には旨味が逃げないので成功するはず。
さてお味は……?

大成功!
予想どおり旨味が凝縮されていた。

はじめて選んだ赤ワインも濃厚&まろやかで自分好み。
上機嫌で見上げると星はゼロ。
代わりに思い切って買った980円(いつもは298円)の花火を開始。

やはり高いだけある。
いつものより3倍ぶっといヤツが入っていて、
デッカいスパークに嫁も泰楽も大喜び。

22時就寝。
6時過ぎに起床。
クワガタゼロ。
イオンのバナナクレープを食べる。

ウェットに着替えて移動。
やはり水量が多い。
しかもここでも大規模な崖崩れが
上流の淵は前回よりもさらに砂利で埋まっているのか……?

しかしながら遡っていくと透明度5mをキープ。

十分美しい。
そしてゴール(滝)付近の3つの淵に近づくと……?

なんと水深が復活しつつあった
推定1.5~1.7m(昨年より50㎝浅い)。
ベルトコンベアーのように飛び込みを繰り返す。

↑嫁は砂利を取り除く土木工事中

その途中で泰楽(32kg)を片手で持ち上げられて自分でもびっくり。

35年間波乗りを続けてきた成果が今頃出た
一緒に何度も滑り台を楽しんだ。

やっぱこの川は最高。
11時に切り上げ、15時30分に帰宅。
翌日急性胃腸炎に。
半日寝て過ごす。

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