ゆったり流れて藤の花を味わい尽くす！
水位：下津原橋1.03m 舟生橋―0.82m
2023年4月22日。今年初のカヌー。
行き先はこれまた初の久慈川。
カヌー歴10年になるが、
「同じのんびり系なら那珂川の方がいいでしょ」
という先入観からなんとなく食わず嫌いになっていた川だ。
だが、周辺に手頃な低山が多いことを知って試してみることにした。
予定コースは上小川橋から大内野橋の7㎞前後。
5時に家を出発。
7時25分にゴール地点の大内野橋に到着。
那珂川より近い！？
クルマ回収のための折りたたみチャリを置く。
我が家周辺ではとっくに散っている菜の花がたんまり残っていた。
嫁さんと泰楽（ゴールデンドゥードル）は大はしゃぎ。
泰楽はこの日のために全身8mmカット済！
周辺では唯一のコンビニ（ファミマ）に寄って、
スタート地点の上小川橋に到着。
八重桜が満開。
千葉県より2週間ほど季節が遅れるようだ。
そんなに離れていないので意外
河原には車高の高いクルマでないと近づけなかった。
デリカ万歳
標高62m。気温13度。
9時スタート。
この辺りの水深は50㎝前後。
とりあえず問題なく漕げる。
予想通り岩や瀬が見当たらずのんびり系だ。
濡れたくない春にはちょうどいい。
ただし、濁りは強め。
1度だけ10mほどシュノーケリングしたが透明度は1.2m程度。
魚はゼロ。
那珂川の方が若干キレイ。
水温約16度。
ジャーフルでぎりぎりの冷たさ。
2回は潜れない。
とはいえ、そもそも4月なので泳ぐ気なし。
強めの追い風と程よい流れ、
そして菜の花に見送られて気持ちよく下る。
期待通りの展開。
しかも今年は暖かいからかすでに藤の花が多い。
想定外の7部咲き。
まだ色は淡いが十分に視界を楽しませてくれた。
なかには満開の桜と見間違えてしまうほど大盤振る舞いの場所もあった。
これはラッキー！
ちょうど流れが穏やかな所だったので家族全員で
「これは、これは
」
と感心しながら何往復もしてしまった。
この日の水位は若干低い模様。
一か所だけ10mほど歩く。
あと10㎝はほしい。
また、２つめの鉄橋下にテトラ地帯あり。
真ん中の落差60㎝地点から下れそうだったが、
沈したら寒いので無難に左側からランニングダウンした。
今回の主役は何といっても藤の花。
写真を撮りまくって3時間9分、7.7㎞でゴール。
（グーグルで測ったよりも長距離でした）
ここで菜の花が再度お出迎え。
クルマ回収のチャリは20分、5.9㎞。
瀬は結局0.3級が三カ所、1級が一カ所。
「のんびり・花が綺麗・那珂川より近い」
で、春の定番コースになりそうです。
この日は、そのまま大内野橋の近くでキャンプ（車中泊）。
そこから直接歩いて行ける熊の山に登って、
翌日はちょっと北上して奥久慈男体山を楽しむ予定です。
コメント