犬とカヌー「菜の花・新緑・ツツジが満開!」那珂川&花立峠(栃木県)

パックラフトが欲しいぃ~~~!
水位:黒羽83㎝

毎年4月下旬にわが家のカヌーシーズンは開幕する。
とはいえ、この時期はまだ水温も夜の気温も低い。
なので毎回沈の心配がない、ゆる~~~い川を選んでいる。
すると結果的に那珂川(栃木県)か大井川(静岡県)になる。
今年は自宅から近い&去年藤の花とツツジがきれいだったということで那珂川をチョイス。

8時30分にゴール地点&キャンプ地の大瀬観光やなに到着。
広ーい河原に誰もいない。
カヌーで有名な場所なのになぜ?
カヌーをする人はみんなお寝坊さん??

気にしても仕方がないので、折りたたみチャリをデポし、スタート地点の一ツ石観光やなへ向かう。

野暮用で寄り道して9時50分、支流の荒川からスタート。
田んぼの代かきで激濁り。
しかも泥臭い。

でも、すぐに菜の花の黄色に囲まれて嫁さんは、「花の子ルンルン」のテーマを絶唱して上機嫌。

水位が普段より30㎝位高いのでスイスイ進む。
本流に出ると期待していた藤の花はゼロ。
よく考えたら去年はゴールデンウィーク中に漕いだので今回は2週間も早かった

しかし、河岸に迫る山肌は一面新緑。
白味ががった鮮やかなライムグリーンの濃淡がクラクラしてしまうほど美しい。
その景色をのんびり眺めながら、キンキンに冷えたビールをゴクゴク飲む。

藤の花もいいがこれもなかなか。
勝手に心地よく流れてくれるので森林浴効果に癒されながら下る。
その最中に気温はグングン上がって推定25℃。
ウェットの中は汗ダクダク。
でも、濁った水には入る気になれず、さらに冷えたビールを飲む。

結局カヌーに出会ったのは1艇だけ。
1時間55分、7.5㎞でゴール。
飛び込みなどをせずに漕いだので、いつもより1時間ほど早い。

岸辺でパックラフトのグループに「暑いですね」と話しかけられる。
会話の流れからアルパカラフトに試乗させていただけることに

現在のリンクス2(ダッキー)はウルトラ頑丈で高品質だがスーパー重い(20kg)。
スタート地点が崖の下だと、いつも半ベソで担いでいたので2年ほど前からパックラフトを狙っていた。
(でも、「2人乗り&セルフベイラー付き」は30万円くらいするようなので及び腰)

最初は2人乗り。
片手で楽々持ち上げられるほど軽量。
(たぶん4kgくらい)
だから時々風で飛ばされるとのこと。

押すとフニャフニャ。
肉まんくらい。
それでいいらしい。
むしろそれだから岩にぶつかっても裂けないとのこと。

いざ試乗!
漕いだ瞬間に頭がクルッと動く。
焦って反対に漕ぐとまたそちらに頭がクルっと動く。
ダッキー(リンクス2)よりも圧倒的に反応が早いので、こうやって頭を振りながら前進するようだ。
一人乗りに乗ったらさらにクルクル動いた。
リックス2がランドクルーザーなら、こちらは思う存分振り回せるゴーカートって感じ。
これは楽しい!

次に乗らせてもらった嫁さんもキャッキャ叫びながらクルクル回っていた。

購入確定
試乗と様々なアドバイス、ありがとうございました

時刻は14時。
酔いどれるにはまだ早い。
なのでツツジのメッカ花立峠へ。
駐車場の隣の山肌は真っ赤。
目が潰れそう。
(なので写真はナシ)
それでも8部咲き程度だった。
那珂川を見下ろす展望地までトレッキングコースを歩く。

途中の駐車場の上の展望台で休憩。
真っ赤な斜面を見下ろしながら、ドライフルーツ(あんず)を頬張る。

目的地の那珂川を見下ろす展望地では、ムラサキや白色のツツジも咲き乱れていた。

去年のゴールデンウィーク中は、8割ほど散っていたので今回の日程は大正解。

キャンプ地に流木が落ちていないので、ここからの帰路で薪を拾う。

泰楽(ゴールデンドゥードル)も「いよいよボクちゃんの出番ですね!」とハッスル。

でも、100m歩くと「重いっす!」投げ出すので役に立たない。

帰りのツツジのトンネルも絶品だった。

駐車場で薪のサイズを整える。

1時間15分・2.3㎞コースでした。

17時にキャンプ開始。
もう日暮れが遅いので、まだまだ新緑がまぶしい。

チーズとサラダチキンをスモークして、暗くなってからパックラフトグループにお邪魔する。
ここで衝撃の事実をお聞きする。
なんと数年前から那珂川に鮭が遡上しなくなったそうだ。
どうやら温暖化の影響らしい……。

5年ほど前にここでボロボロになった鮭たちの遡上を見た。
正直、あまりの必死さにショックを受け、「もう見たくない」と思っていた。
だが、遡上して来ないと聞くと非常に残念。
またまた原発のことを考えてしまった。

楽しい歓談後、8時40分に戻る。
今夜のメインディッシュはお取り寄せのモツ鍋。
実は年末にモツ鍋専門店へ行き、家で食べるモツとの違いにビックリ。
家のは鶏の皮のようにモグモグしないと飲み込めないが、専門店のは半分が油の塊で口に入れるとスープの風味と一緒にとろけて旨かった。

調べてみると家で食べるモツは豚で、専門店のは牛らしい。
でも近所のスーパーに牛モツはない。
なのでお取り寄せ。

パックを開けると、期待どおり脂身たっぷり。
煮込んで口に放り込むとスープが染み出てきて熱々。
旨かったぁ~~~。

6時50分起床。
朝食は、つぶあんと餅のホットサンド。
パンの香ばしさ&あんこのまろやかだけど濃厚な甘さ。
それを餅が程よく中和してくれる。
こちらも100点の美味しさだった。

さっさと撤収して山桜のメッカ高峯へ。
ところがどっこい山桜はとっくに終了。
たぶん4月9日がピークだった模様。
所々に咲いていたツツジを楽しんで下山。

今回は4月下旬なのに暑かった。
次回はGW明けに大井川を潜ろうか。

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