犬とカヌー&川遊び「もうすぐ1歳、やっと川へ飛び込めた!」大井川(静岡県)

母親とは一緒に泳ぐのに私とは……。
水位:神座-123㎝
7月14日、静岡県の大井川を下った。
ここのコースは5.3kmあるにもかかわらず「C」の字を二つつなげたような形なので、ゴールした後に自転車でクルマを取りに行く道のりはわずか1km(6分)。
しかも水がきれいで「大井川ブルー」と呼ばれている。
とにかく大変お気に入りのコースだ。

とはいえネックもある。
いつも水量が少ないのだ。
だいたいは200m漕いで50m歩くといった繰り返し。

ところが今回は大雨の後でいつもより60㎝ほど水位が高かった。
「これは期待できる!」
と河原に降りたところ水量はあるものの水はコーヒー牛乳色……。
 

残念だが歩くよりは良しとしよう。
それに今季初の気温30度オーバーのダウンリバーだ。
出発!

 

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川の流れは早歩き程度で爽快。
一生懸命漕がなくても盛夏のまぶしい緑が目の前を駆け抜けていく。
「気持ちいいね~!」
と目を細め泰楽(ゴールデンドゥードル)に同意を求めると……?

相変わらず後ろ向きの乗船


やはりこの子はカヌーに慣れないのか??
しかし、泰楽には悪いが我々は楽しまないわけにはいかない。
早速、嫁さんが川へ飛び込み、ライフジャケットの浮力を活かして流れて行った。
夏の川下りはカヌーいらず。
このように身一つで流れるのが最高に心地いいのだ。
キャッキャ騒いで流れる嫁さん。
見つめる泰楽。

すると突然行動に出た。

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嫁さんめがけて飛び込んだのだ
レトリバーの血を引き継いでいるくせに水があまり好きではない泰楽。
でも、嫁がおぼれていると勘違いして助けに向かった模様。
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親子愛に感動しつつも、「ぽつん」とカヌーに残された私。
結局、彼女と泰楽は200mほどの「ぷかぷか」遊びを楽しんだ。
だが至福の時間は長くはなかった。
嫁さんがカヌーに上がると、力尽きた泰楽はどんぶらこっこと単独で流されてしまったのだ。
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あっという間に7~80m離れる泰楽。
しかし、我々は焦らない。
この先に危険なカ所がないことを知っているし、
ライフジャケットを着ているので溺れることもないからだ。
流れが緩いところになれば追いつく。
または自力で岸に泳ぐことができれば泳力のアップにもつながる。
最終的に泰楽は200mほど流されて岸に泳ぎついた。

そんな感じで代わりばんこに川に流され約1時間10分でゴール。

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やはり水量が多いので、いつもより30分くらい早く着いた。

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その後は支流を遡ってキャンプ地へ。
だーれもいない穴場だが、潜っても魚がいないところがネックだった。

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なので翌朝は6時に起きて富士川の支流へ。
ここはとにかく水がきれい。
しかも流れが緩やかなので泰楽の水泳教室にはぴったりだった。

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水に浮くおもちゃを投げると、おどおどしながらも取りに入った。
本当は
「ジャブン!」と飛び込んでほしいが慣れないうちは仕方ない。

ところがだ。
水泳教室の先生に飽きた嫁さんがシュノーケルを付けて泳ぎ始めると、
泰楽はまたしても嫁めがけて「ジャブン!」と飛び込んだ。

 

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しばらく並んで泳いでいる2人。
再び一人残される私……。
カヌーから飛び込むのも川で泳ぐのも私の方が多いのに、なぜ息子はそれに反応しないのでしょうか?
今季初の夏を噛み締めつつ、
ちょっぴり切なさを覚えた。

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