水深3.1mで魚たちの日常を見つめる
椿谷自然体験村↓にて6時起床。
https://www.awanavi.jp/archives/spot/1524
今回の旅でもっともいい天気。
陽光がぎらぎらしている。
お魚キラーを引き上げる。
テナガエビ大2、小5。
絞める日本酒はなかったが、今回初めて口から腸を取り出す作業をしてみたら、
黒い塊がごっそり取れると同時にお亡くなりになってくれた。
これは一石二鳥。
2日連続で朝食はテナガエビの素揚げ。
やっと青空の下、野田知佑さんも通った淵で遊べる。
その前に前日見つけた上流のパラダイスへ行く。
期待どおり透明度は12~13m。
水深はもっとも深いところで約1.5m。
ぎりぎり飛び込みはできない。
しかし、そんなこと気にならないくらい美しい&生き物が多い!
視界には常に鮎が5匹、カワムツ等小魚は100匹近く。
なかにはiphoneが気に入ったようでしつこくついて来るヤツもいた。
その距離10㎝。
ピントを合わせるのが大変
スマホの防水ケースはこれ↓
テナガエビとモズクガニも多数。
目の前に15㎝くらいのウグイがうろちょろしていたので眺めていたら、
岩の隙間に入った途端に手の平くらいある大きなモズクガニが、
「勝手に入ってくるな!」と片手を上げて飛び出してきた。
これほどのんびり水中の生活を観察できる川は、ほかに知らない。
こんなに生き物が多くて、いつまでも水中にいれるほど水温が高い川は、なかなかないからだ。
ビールを飲みつつ、ここで1時間半ほど遊ぶ。
普段はこのようにノビノビ遊んでいると嫁と泰楽から「もう飽きた~」とクレームが入るのだが、
ここに限っては二人とも私を無視して遊び続けている。
家族の存在を感じながら、とことん自由。
あぁ~、幸せ。
とはいえ、鮎を突けたのはたった3匹。
やはり去年より小さくて少ないので難しい……。
そしていよいよ野田さんの淵へ。
ここの最深部は3.1m。
しかも2m以上が20mほど続く天然プールだ。
水深はこれで測った↓
大きいだけでなく吸い込まれそうなほど美しい。
快晴なので水の色は前日のエメラルドグリーンからクリスタルブルーに変化していた。
泰楽と何度も飛び込みを繰り返す。
これだけ大暴れしても川底には鮎が群れている。
飛び込みに飽きたら、川底の岩にしがみついて生き物観察。
水深3.1mで魚たちの日常を見つめる。
目の前でカワムツの群れがサッカーのリフティングのようなことをしていた。
つんつん、つんつん。
ボールは何?
よく見ると、アゲハチョウの幼虫だった。
10匹くらいでリフティングをしながら50㎝横を通り過ぎていく。
最後は家族全員で用意ドン!で一気に天然プールを泳ぐ競争。
私は撮影をしながらでも1位を取れると思っていた。
しかし、優勝はなんと泰楽。
嫁さんに「ちゃんとついて来てる?」とUターンする余裕を見せながら、ダントツトップとなった。
トータル3時間、川に入りっぱなし。
あーやり尽くした。
後悔無し。
やはり徳島は川遊び天国だ。
帰路では琵琶湖の湖畔でゴールデンドゥードル仲間の方と会うために車中泊。
翌朝の朝焼けは胸に突き刺さるオレンジだった。
午前中は湖畔で遊んでもらって、昼過ぎに再び千葉へ向かう。
3泊4日で1700㎞走った遅い夏休みでした。
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