水深2m以上の碧い天然プールが連続!
中河内川をカヌーで下り、その日は河原でキャンプ(車中泊)。
川下りの様子はこちら↓
https://large-dog.iehikaku.com/archives/10049
5時30分、起床。
気温21℃。
バナナを食べて、さぁー、中河内川の支流で川遊びだ!
クルマで支流へ移動。
入口から通行止め。
最近の林道は、土砂崩れがあると復旧工事をしてくれないことが多い。
過疎化、財源不足の影響をひしひしと感じる。
仕方がないので、林道を数百メートル歩く。
やはり大きな岩がゴロゴロ。
だいぶ前から通れなくなっている模様。
7時56分、沢登り(シャワークライミング)開始。
昨日の白沢と真逆で岩が黒い。
日陰で暗い。
白沢の様子はこちら↓
https://large-dog.iehikaku.com/archives/10086
でも、ここは超お気に入りの川遊びスポット。
その理由は後で
大至急、潜って透明度チェック。
視界は7~8m先まで。
絶好調なら15mなので50点。
水量が多いようだ。
さて、遡ること数百メートル。
いよいよ、この川を気に入っている理由に到着。
それは、青い淵が3つも連続しているからだ!
どの淵も深さ2m以上あって飛び込み放題。
特にこの第一の淵は美しい。
脇から日本庭園のような滝が流れ落ちている。
しかしながら、ここ数年は残念なことに――。
土砂崩れ頻発で、淵が埋まっていることが多いのだ。
2年前のこの淵は、水深1.5mで飛び込み不可だった。
だが今回は水深2mを維持。
しかも川底はアマゴ祭り。
16㎝前後ばかりだが20匹は群れていた。
(手振れしまくりですみません――)
第2の淵はイマイチ。
デッカい倒木が飛び込みを邪魔している。
しかも砂利が積もって水深は1.5m。
それなのに飛び込み台の高さは2.5mもある。
危険なので1回だけ飛び込んで次へ。
そこでちょっとした難関が立ちはだかる。
高低差1mくらいの大岩が続くのだ。
しかも濡れてて滑る!
迂闊に枯れ葉に触るとヤマビルに血を吸われる!
びくびくしつつ、気合を入れてよじ登る。
では、残る第3の淵は――
第3の淵は健在。
3つのうちでもっとも深く、もっとも広かった。
しかも日差しが届いて、一番碧く輝いている!
水深2.2m。
川底の岩にしがみついて、川の主(大イワナ)を探す。
だが、今回は20㎝以下の小物が3匹のみ。
日によって差が大きいのは、なぜなんだろう?
この先は、滝になっているので移動はできないはずなのに。
飛び込み台の高さは2m。
ここでベルトコンベアのように飛び込みを繰り返す。
ここでうれしい誤算が。
いつもの泰楽は、途中で寒がって2~3回した飛び込みに付き合ってくれない。
ところが今回は調子がいい。
おもちゃを投げれば、何度でも飛び込んでくれた。
一緒に何度も飛び込む。
これです、これ。
私がしたかったことは!
満ち足りた感覚が胸を駆け巡る。
淵の、ど真ん中で「楽しいー!楽しいー!」とバタフライを繰り返す。
そこで突然、嫁さんが私の横をすいーっと泳いで行った。
その先には、この淵を生んでいる小滝。
さらにその奥は落差4mの大滝がある。
かつて彼女は、その大滝に素手で登った。
どうやら、今日のコンディションを確認しに行くようだ。
黙々と小滝によじ登る嫁さん。
ガシガシ岩を掴んでいる。
それを淵でぷかぷか浮なから見守る私と泰楽。
そして彼女が小滝を登り切った。
すると、泰楽がそちらに向かって泳ぎだした。
あなたは握力が使えないから無理ですよ。
仕方がない、お尻を押すか。
そう思って近づくと――。
彼は水圧に逆らって小滝の裏の岩盤にへばりつく。
顔面は、ほとんど水中だ。
その根性はどこから来るの!?
母への愛をヒシヒシ感じつつ、ニヤニヤしながら見守る。
ひっくり返ったら、背中を押してあげればいい。
ところがどっこい。
一瞬も怯むことなく登り切ってしまった!
あんたの体力は立派だ!
「おぉー!」と夫婦で拍手喝采。
私も後に続く。
奥の大滝の落差は4m。
いつもより水量が多いようで1m低く見えた。
冒険家の嫁さんが指をくわえて見上げている。
当然、今日は登らせない。
ヘルメットもないし、諦めなさい!
水がきれい、いつも無人、魚が多い、飛び込み可能な淵が3つも。
やはりこの川は楽しい!
さらに上流には、大岩地帯もあるので、冒険家の嫁さんも満足させることもできる。
(彼女は今、白沢に夢中だけど)
ヤマビルが多いのが唯一の欠点かな。
11時30分に出て、16時に千葉県の自宅に到着。
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