静岡・中河内川で犬と一緒にカヌーで川遊び!|青い清流と天然プールが楽しめる穴場スポット

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カヌー・水遊び・飛び込みOK・6月が狙い目!
2025年6月21日 
水位:玉川0.56m

静岡県中河内川は、鮎釣りとBBQスポットで知られている。
だが、カヌースポットとしても、なかなかどうして。
大井川に似た青い川面、豊かな緑に囲まれた河原、飛び込み台あり、穏やかな流れ、人が少ない。
川遊びをするなら意外な穴場スポットだ。

ただし、川下りをするには、水が少なめで、落差工などの障害物も多い。
今回は、初夏の中河内川。
どんなコンディションなのか楽しみだ。

まずはゴール地点の西山橋に電動折りたたみ自転車を置く
ついでにクワガタ採り。
狙いは60㎜オーバーのヒラタクワガタ。
だが、コクワガタ2匹のみ。
残念。

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ちなみにここは地元では河原BBQの聖地で、きれいなトイレもある。
なので真夏の土日は、湘南海岸状態。
河原に50~60台のクルマが並ぶ。
だがこの日は、まだ6月だからか、先客は4台だけだった。
気温は30℃近いのに、気持ちの問題なのだろうか?


スタートは玉川中学校跡地
5台くらい停められるスペースで3番目だった。
いつも無人なのに、今回は釣り人がいる?


9時59分スタート。
快晴。気温29℃。向かい風5~6m。


ちょっと風が気になったが、出航地点がちょうど1級の瀬なので勢いに乗ってぐんぐん進む。
風を切って切って気持ちいいー!
以前、ここの右側には護床ブロックが露出していた。
だが、今回はすべて沈んで川幅が1.5倍になっていた。

水位は玉川観測所で0.56m。
40㎝以下だと歩くことが多い。
なので濁流でもなく、渇水でもなく、ちょうどいい感じだ。


約350mで玉川橋をくぐる。
この手前が1級の瀬で、いつも浅くて歩くことになる。
しかし、今回は1回だけ片足を出して押したのみで通過できた。


玉川橋の先は、前回まで二又に分かれていた。
ところが今回は1本にまとまって、スコーンと一直線に。
まるで大河の雰囲気。
漕ぎやすいし、広々として気持ちいい。

ここで右側に鮎釣り師が登場。
左側の浅瀬を10mだけ歩く。
お互いに無言で会釈。

さてさて、この先が色々を思い出深い場所だ。
以前の左側には、大岩多数の1級の瀬があり、ジグザク運転が必須。
漕ぎ抜ける自信がなかったので歩くことにした。
ところが冒険家の嫁さんが「私は流される!」と目を輝かせた。
彼女は、ライフジャケット一つで急流に身をゆだねるのが大好物なのだ。
この時も水中眼鏡を装着し、スキップのような足取りで飛び込んで流されていった。
結果は彼女の名誉のために内緒――。

さらにその恐怖の瀬の先は、右カーブの淵になっており、
上からターザンロープが垂れ下がっていた。
はじめてここに来たとき、私はそこで飛び込み三昧を味わった。
そして一発で中河内川に惚れたのだ。

ところがどっこい。
川の流れは1回の大雨で変化するもの。
中河内川には、かれこれ5年ほど通っているが、ターザンごっこをできたのは、この1回だけ。
恐怖の瀬も消えて、流れが大きく右側に移動している。


この日は、ターザンロープの手前が浅くなっていて10mほど歩いた。
でも、視線の先には、青い流れが見えるぞ!

カヌーに乗り込もうとすると、嫁さんが指をくわえて流れを見ている。
白波が立っていて、結構速い。
それにこの川特有のやや白濁した青さが美しく、吸い込まれそうだ。
身体を投げ出したら、すいーっと流されて、それはそれは気持ちいいだろう。

私を小鹿のような瞳で見つめる嫁さん。
仕方がない――。
「いいよ。ただし、絶対に足を下流に向けるんだぞ!(頭は危険!)」


弾けるように飛び出す彼女。
クオッカワラビーのような満面の笑みで流されていった。
心配でついていった泰楽とともに――。


その流れの突き当りがターザンの淵だ。
今回は飛び込めるだけの深さがあるのか?


川面をカヌーの上からのぞく。
ここはさらに青い。
大井川にはかなわないが、それに似た美しさだ。

だが、肝心の深さはわからない。
藻や苔がなくて清涼感はあるのだが、透明度は1mくらいしかないのだ。

なので、自分が流されて足が届くかチェック。
その流れはターザンロープの5m手前で直角カーブをしていた。
そして手前3mで急に深くなって水深は1.6mくらいあった。
しかし、ロープまで行くと70mに……。
残念!


ロープの脇の岩の上で地団駄を踏んで悔しがる。


すると嫁さんが足元をすいーっと流れて行った。
泰楽が飛び込んであと追う。

彼女は飛び込みに興味なし。
ただ流されるのが至福の時。
そして泰楽は、そんな彼女が心配で片時も離れようとしない。
まぁ、家族が喜んでくれれば、それはそれでいいんですけどね――。

とはいえ、お楽しみはまだある。
それを期待して先に進む。


数百メートル行くと二又に分かれている。
左の水路のようなコースをチョイス。


50mで浅瀬に。
徒歩を余儀なくされる。
だが、ここは我慢のとき。


その先には、こんな天然のプールが待っているからだ!
そこは流れがせき止められた10m四方のプール。
昨年にできたので、今年もあるのか不安だったが、しっかり同じ規模で存在していた。


中心部の水深は1.6m。頭からなら思い切り飛び込める。

私は狂ったマシーンのように繰り返し飛び込む。
泰楽も狂った探知機のように嫁さんが投げた棒を取りに行く。


どちらが先に棒をゲットするか競争だ!


ぷかぷか浮いて、空を見上げるだけで幸せ。
結局、ここで40分も遊んでしまった。


だが、喜びと悲しみは表裏一体。
プールの先は護床ブロックが広がっている。
それも結構な規模。
100mくらい歩いた。

その後は50mの1級の瀬。
しかも大岩多数。
ダメもとで突っ込みジグザグ運転。
かなり必死に漕ぐ。
気づいたら成功。
やるじゃん自分!


そこからしばらくは、まったりとした流れに。
軽自動車が通る吊り橋をくぐる。

金久保橋には護床ブロックの3mの落差がある。
斜めなのでカヌーは落とせるけど、結構な力仕事になる。


だが、今回は1mになっていた。
ラッキー!
(川を護るという意味ではマイナス??)

その先は、いつも再びのんびりタイムなのだが、今回は3つほど1級の瀬があった。


そこを抜けると、BBQ地帯に。
時刻は12時過ぎ。
さすがに車が20台以上並んでいた。
それでもピーク時の3分の1くらい。
6月の晴天日は狙い目かも!?


西山橋の手前に1mの落差工
降りて下からカヌーをキャッチ。


そこから約400m下ってゴール!
2時間42分・4.4㎞の川旅でした。

このコースの最大の難点は歩くこと。
でも今回で10m以上歩いたのは2か所のみ。
しかも鮎釣りが解禁した6月なのに釣り人は一人だけ。
なにより天然プールが健在で楽しかったー!

「大井川や気田川の美しさに魅力を感じるけど家から遠い」といった人は、中河内川をお勧めします。
雰囲気的には、ちょうど中間かな。
気田川より青い。
大井川より狭くて難易度はちょっと上。

さて、昼ご飯を食べたら、安倍川の支流の白沢で沢登りだ!
つづく

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