大型犬とカヌー「ヒル対策はこれで安心!」渡良瀬川(群馬県)

犬用ブーツはすぐ脱げます。
水位:高津戸―0.12m

10月だというのに30度を超えた三連休。
渡良瀬川へカヌーをしに行った。
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渡良瀬川は、いつも濁っていることを除けば非常にいい川だ。
漕いでいると時々人工物が見えなくなって大自然を感じる。
そしてのんびりした雰囲気なのに、意外に流れが早くて爽快に下れる。
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この日は普段よりも水量が多くて流れがさらに早く、
5.1kmを1時間で下ってしまった。
カヌーの後は、支流をさかのぼって川遊びだ。
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ここは河原の近くまでクルマで降りられる。
水の透明度はかなり高く、イワナやヤマメも多い。
以前はプライベートビーチのような河原までクルマで行けたが、
度重なる台風で通路が消滅してしまった。
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とはいえ、クルマから10m歩けば透明度バツグンの川。
すぐにウェットスーツに着替えて沢登りを開始。
嫁と泰楽(ゴールデンドゥードル)は危険&寒いのでお留守番だ。
岩を乗り越えて進む。
途中で淵があればシュノーケリングして魚を防水カメラで撮影する。
しかし、この日は水量が多くて魚はほとんど見られなかった。
一人で行っても楽しい時間。
だが、どうしても不安がつきまとう。
その理由は「熊」だ。
イワナがいるような川には、
必ずといっていいほど「熊出没注意!」といった看板がある。
ここもそうだ。
だから10m進むごとにきょろきょろして、
たまにわざと「わっ~!」と大声を出したりする。
この日もそうしながら200mほど上流へ進んでいった。
すると突然、右足のふくらはぎに「ガツン」という衝撃が!
💥💥💥💦
くっ熊か!?
👀
👀
👀
👀
👀
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なんだ、マイスイート息子ではないか
おまえ、お母さんと待ってろといったのについてきたのか?
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だったら駆け回ったり、吠えたりしてはしゃいでくれ。
ぜんぜん気づかなかった。
そのまま二人でさかのぼること1km。
落差3mほどの滝に突き当たった。
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前回は単独でここを登ったが、
今回は泰楽も一緒。
様子をうかがうと……?
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すでに帰る体制に入っている。
まぁ、きょうは水量が多すぎで危ないし、ここまでとするか。
キャンプ地に戻ると、新たな危険が待ち受けていた。
ヒル
前回(6月)は2時間ほどの滞在で、
6~7カ所食われて1か月間かゆみが取れなかった。
泰楽はなぜか1か所しか食われなかったが、
靴を履かず、服も着ていない犬が人間より無事なはずはない。
そこで用意したのが先代犬のスノートレッキング用に購入したブーツだ。
犬用のブーツには様々なものがある。
おもな違いは、
・デザイン
・耐久性
・脱げやすさ
我が家は過去に3~4種類入手したが、
特に「脱げやすさ」がネックとなった。
人間と違って足の甲がない犬は、
すぐに脱げてしまうのだ。
このことを知らずに「救助犬用」とうたうような頑丈&高価なブーツを購入し、
その多くを無くしてしまった。
そしてやっと見つけたのがこれだ。
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こいつはビブラムソールで頑丈なうえに、
長めなので脱げにくい。
おまけに独自の工夫を凝らして、
より脱げないようにした。
このブーツのくわしい内容はこちらに書いている↓
泰楽は足が先代犬(バーニーズマウンテンドッグ)より小さいので、
心配ではあったが、
独自の工夫によって問題なし!
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思いっきりダッシュしても脱げずに、
パカパカと馬のように音をたてながら走り回っていた。
そしてこのブーツにヒル除けスプレー「ヒル下がりのジョニー」をたっぷり振りかけて万全を期した。
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人間たちもトレッキングシューズにスプレーしまくってからBBQを開始。
私がワインを飲んでいると息子が鼻で肘をつんつん押してきた。
実は彼はまだ1歳のくせにお酒が飲める。
このときも「オレにも一杯くれよ」と要求してきたようだ。
仕方ないので応じてやる。
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けっこうイケるくちなので、
求められるがままにあげてしまった。
そして焚き火タイム。
ぼんやり炎を眺めていると、
横にいる息子がお座りをしたまま固まっていることに気づいた。
表情を確認すると……。
👀
👀
👀
目がしょぼしょぼではないか。
ちょっと飲み過ぎたね。
午後9時には全員就寝となった。
翌朝、ヒルの被害はゼロだったが、
なぜか私だけダニに30カ所くらい食われていた。
悶絶するほどかゆい。
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