ゴールデンドゥードルは登山も得意です!
10月27日、泰楽(ゴールデンドゥードル)初の本格的登山へ行ってきた。
わが家の「本格的」の定義は以下となっている。
・山頂を目指す
・3時間以上歩く
わが家の「本格的」の定義は以下となっている。
・山頂を目指す
・3時間以上歩く
どうせ秋に登るなら紅葉がピークを迎えているところがいい。
さらに山頂から富士山をドッカーンと拝めれば最高だ。
さらに山頂から富士山をドッカーンと拝めれば最高だ。
そこで当初は山梨県の滝子山に狙いを定めていた。
ところが……。
ところが……。
数日前から各山頂の天気予報が確認できるサイト「てんきとくらす」とにらめっこを続けた結果、滝子山は当日どうしても雨&強風(風速15m前後)ということらしい。
それどころか27日は関東甲信越のほとんどの山の天候は大荒れの予報。
リスケか!?
でもほかの週末は年末まで予定がいっぱい……。
リスケか!?
でもほかの週末は年末まで予定がいっぱい……。
なんとかならんものか、と前日に関東の山の天気を手当たり次第に検索すると、
何と高尾山(東京都)と榛名山(群馬県)の天気だけピンポイントでセーフと出ている。
何と高尾山(東京都)と榛名山(群馬県)の天気だけピンポイントでセーフと出ている。
高尾山の標高は599mなので紅葉のピークはまだまだ。
しかも日本一人気の山なので大型犬連れには厳しい。
一方で榛名山(掃部ヶ岳)の標高は1449mで、今がまさにピークらしい。
と、いうことで行先は榛名山に決定!
しかも日本一人気の山なので大型犬連れには厳しい。
一方で榛名山(掃部ヶ岳)の標高は1449mで、今がまさにピークらしい。
と、いうことで行先は榛名山に決定!
↑「C」だと雨または強風で登山には向かない
榛名山は榛名湖の周りを囲む山塊の総称で、最高峰は掃部ヶ岳(かもんがたけ)。
登山コースとしては、榛名湖の周囲をぐるっと回るものが人気のようだが、
山頂からの景色を楽しめるのは掃部ヶ岳と対岸にある榛名富士だけのようなので、
せっかちな私はこの二峰のみをピンポイントで狙うことにした。
登山コースとしては、榛名湖の周囲をぐるっと回るものが人気のようだが、
山頂からの景色を楽しめるのは掃部ヶ岳と対岸にある榛名富士だけのようなので、
せっかちな私はこの二峰のみをピンポイントで狙うことにした。
まずは掃部ヶ岳の往復3kmコース。
登山口(標高1100m)にある駐車場ですでに紅葉満開。
登山口(標高1100m)にある駐車場ですでに紅葉満開。
雨はほとんど止んでいたが、泰楽は念のためレインコートを着用。
汚れ防止にもなるはず。
汚れ防止にもなるはず。
また、先代犬(バーニーズマウンテンドッグ)では小さくて、
少し歩くと左右どちらかに傾いてしまったリュックサックはジャストフィットだった。
少し歩くと左右どちらかに傾いてしまったリュックサックはジャストフィットだった。
比較的平坦な場所からスタート。
針葉樹がほとんどなくミズナラの黄色い紅葉がまぶしい。
なんだ楽勝じゃん。泰楽のデビュー戦にはちょうどいい。
だが、200mほど進むと……👀。
針葉樹がほとんどなくミズナラの黄色い紅葉がまぶしい。
なんだ楽勝じゃん。泰楽のデビュー戦にはちょうどいい。
だが、200mほど進むと……👀。
所々両手を使わないと登れない斜面もある。
短距離ということで甘く考えていたが、結構体力を要するコースだった。
さらに登っていくと紅葉樹林が笹藪に変化。
短距離ということで甘く考えていたが、結構体力を要するコースだった。
さらに登っていくと紅葉樹林が笹藪に変化。
笹の高さが7~80㎝のところもあり、泰楽は埋まってしまうような状態で進んだ。
「これは、まだ1歳の泰楽ちゃんにはきついかも?」
ところが振り返ると、まるで地中を突き進むモグラのようにぐいぐい登って来る。
「これは、まだ1歳の泰楽ちゃんにはきついかも?」
ところが振り返ると、まるで地中を突き進むモグラのようにぐいぐい登って来る。
しかも元気が余っているようで、私たちを抜いたり、最後尾に回ったりを繰り返す。
おそらく歩行距離は倍になっているだろう。
おそらく歩行距離は倍になっているだろう。
「こりゃ~後半バテるな。座り込んだら面倒だなぁ」と不安がよぎったが、
そんな事態はまったく起こらず、傾斜が60度近いような岩場でも張り付いて登って行った。
そんな事態はまったく起こらず、傾斜が60度近いような岩場でも張り付いて登って行った。
バーニーズの馬力にも驚いたが、ゴールデンドゥードルのフットワークの軽さもすばらしい。
しかもバーニーズは私たちから離れたくなくて必死についてきた感じだが、
泰楽はぴょんぴょん走り回り、山登り自体を楽しんでいるように見える。
これは冬山でも期待できそうだ。
しかもバーニーズは私たちから離れたくなくて必死についてきた感じだが、
泰楽はぴょんぴょん走り回り、山登り自体を楽しんでいるように見える。
これは冬山でも期待できそうだ。
天気予報では1時以降に晴れるということだったが、11時時点で青空が広がっていた。
しかも南側には雲海がドッカーン!
その先の正面に秩父の山々と右側に八ヶ岳が広がっていた。
眺望が開けているのはこの南側のみだったが、それで十分。
貸し切りで開放感たっぷりの景色を堪能し、昼食のカップラーメンを味わった。
しかも南側には雲海がドッカーン!
その先の正面に秩父の山々と右側に八ヶ岳が広がっていた。
眺望が開けているのはこの南側のみだったが、それで十分。
貸し切りで開放感たっぷりの景色を堪能し、昼食のカップラーメンを味わった。
帰りは北側の斜面を降りるコースを選択。
途中で出会った人は3グループのみだったが、すべてこちらから登ってきたようだ。
事前調査でこちらは木の階段が続くとあったので、登るのは面倒だと思っていた。
しかし、多くの人はこちらから登ってくる。
なぜだろう?
私たちがやって来た方は、階段がないので比較的登りやすい。
しかし、ミズナラが多くて黄色い紅葉ばかり。
しかし、ミズナラが多くて黄色い紅葉ばかり。
約160mの切り立つ絶壁の上から、榛名湖を見下ろし、
その先にはこれから上る榛名富士が構えていた。
まさに圧巻の眺め。
その先にはこれから上る榛名富士が構えていた。
まさに圧巻の眺め。
皆さんこれを午前中の明るい陽射しの中で堪能したいのか。
でも、美味しいものは最後に取っておく私としては、
帰りで拝む今回の行き方の方がよかったかもしれない。
結果オーライということで、正確には2.9kmを3時間12分歩いてゴール。
でも、美味しいものは最後に取っておく私としては、
帰りで拝む今回の行き方の方がよかったかもしれない。
結果オーライということで、正確には2.9kmを3時間12分歩いてゴール。
すぐにザックをクルマに投げ込み、クルマで10分と離れていない榛名富士の登山口に向かった。
駐車場は榛名公園ビジターセンターを利用。
登山口は50mくらいしか離れていなかった。
登山口は50mくらいしか離れていなかった。
スタートすると2つの想定外なことが発生。
まずはいいこと。とにかく掃部ヶ岳よりも紅葉がキレイ。
もみじが多いことはもちろん、ほかの樹種も豊富で、
黄緑・黄色・オレンジ・赤のグラデーションが午後の傾いた日差しの中でもまぶしい。
まさに「錦」だ。
もみじの真っ赤に包まれることを期待して来たが、これも十分アリだった。
そして残念な想定外は、掃部ヶ岳よりも急登だということ。
平均の傾斜は明らかにこちらの方がきつく、
途中で「泰楽には絶対無理でしょ」という2mほどの壁があった。
平均の傾斜は明らかにこちらの方がきつく、
途中で「泰楽には絶対無理でしょ」という2mほどの壁があった。
まずは嫁が登って息子を呼ぶ。
しかし、息子は石のように動かない。
「絶対無理!」と固く信じているようだ。
私も同感。
しかし、息子は石のように動かない。
「絶対無理!」と固く信じているようだ。
私も同感。
だが、それでは頂上へ到達しない。心を鬼にしてお尻を押した。
すると……👀。
とうちゃん目頭が熱くなったよ💧。
やればできるじゃないか!
泰楽の山野郎根性によって無事に45分で登頂に成功。
やればできるじゃないか!
泰楽の山野郎根性によって無事に45分で登頂に成功。
最終的な感想は、「榛名山、意外にいいじゃん!」と大満足。
なにより泰楽が山野郎だったことがうれしい。
夫婦揃ってニッコニコ
なにより泰楽が山野郎だったことがうれしい。
夫婦揃ってニッコニコ
最後に「榛名湖温泉 ゆうすげ」の露天風呂で湖を眺めてから帰路についた。