2つの山頂があるとは知らなかった!
那珂川の菜の花カヌーの続き↓
https://large-dog.iehikaku.com/archives/9810
2025年5月4日5時50分、那珂川の河原で起床。
クルマのスライドドアを開けると、いきなり黄色の集団が目に飛び込んできた。
あらためて菜の花の多さに感激。
いやいや、いいキャンプ地でした。
ぼけ~っとして、
カップラーメンを食べて、
泰楽にご飯をあげて、
片づけをして、
さぁ~お隣の鎌倉山(216m)にサクっと登って帰りましょう!
ちなみに鎌倉山には以前、紅葉の時期に登り、果てしなく広がる雲海に遭遇。
過去最高の費用対効果をたたき出した。
今回の目的はツツジ。
一体どうなるのだろう?
と思ってトイレがある大瀬園地に移動した。
するとそこには真っ白なサモエドちゃんが!
ついつい長話をしてしまった。
なので予定より遅く8時ジャストに大瀬園地から鎌倉山に向かって登山開始。
登山口まで道路を歩く。
5分で登山口到着。
この奥に5台ほど停められる駐車場がある。
そこに停めなかった理由は、山頂までたった700mしかないから。
とはいえ、意外に舐めてはいけない。
かなり急な階段を登ることになる。
このときの服装は、厚手のベースレイヤー1枚。
気温推定15℃。
それで3分後には息が切れ、額に汗がにじんだ。
肝心のツツジはほぼ無し。
登山口から15分で合計5輪くらい。
だが、がっくりはしなかった。
なぜなら……。
たった15分でこの展望台に到着するからだ!
180度の大展望。
岩壁の上に立つと、そよ風が汗を吸ったベースレイヤーを突き抜けていった。
眼下に悠然と那珂川が蛇行している。
わずか15分ででこの景色は優秀。
2時間かけて登ってこれより劣る景色の低山はいくらでもある。
やはりコストパフォーマンスは1級品だ。
だが、前回(11月上旬)の雲海は特級だった↓
https://large-dog.iehikaku.com/archives/3549
それ以外の季節に登って「鎌倉山の実力はこのくらいなのね」とは思わないでほしい。
さて、鎌倉山の山頂は、この展望台の先にある。
ここでやっとツツジのちょっとした群生に出会った。
ただし、4~5本程度。
これを見るために登るほどのレベルではない。
山頂は、かなり整備されている。
東屋どころか駐車スペースまである。
でも、眺望はナシ。
ここから展望台まで歩いて約3分。
登山口から登るのが面倒なら、ここまでクルマで来ればいいだろう。
「なんか山頂らしくないところだね」と泰楽に話しかけていたら、近くにいたバイカーの方が「山頂はあの奥ですよ」と教えてくれた。
指さす方に目を凝らすと、駐車スペースの奥に登山道が伸びているではないか!
鎌倉山に登るのは4回目だが知らなかった。
「あーりがとうございます!」と元気に伝えて向かった。
森を歩くこと3分。
小高い場所に到着。
山頂標識は見当たらない。
ヤマレコアプリを立ち上げる。
山頂は、やはり先ほどの案内板があるところだった。
では、なぜあの人はこの辺りを山頂と教えてくれたのだろう?
そもそもなぜ登山道が伸びているのだろう?
念のため、ヤマップアプリを立ち上げた。
君が山頂と言っていたのね――。
今でも山頂がどちらか分からない。
でも、ここにはもう来なくていいかな。
とにかく鎌倉山は、相変わらず費用対効果の高い山でした!
なお、この日はゴールデンウィーク中にもかかわらず、山頂であったのは二人だけ。
登山道では一人もすれ違わなかった。
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