犬とカヌー「のんびり漕ぐだけで満足できる川」那珂川(栃木県)

水位の基準が変わったかも!?
7/22:那珂川(大松橋下流⇒境橋)

水位:黒羽1.05m

のんびりしたければ那珂川。
行くところに困ったら那珂川。

とにかく那珂川は裏切らない。
だから毎年のダウンリバースケジュールには必ず入れている。
さて、今年はどうなるのか?

7時30分にゴール地点の境橋に到着。
ここは数年前までトイレ&水道完備の無料キャンプ場だった。
ところが豪雨続きで崩壊&閉鎖。
久しぶりに訪れたら川石が深くて河岸までデリカでも下りられなくなっていた。
なので、ゴールしたら100mくらいカヌーを担がないといけないようだ。
とりあえず、スタート地点に駐車するクルマを取りに行くチャリを置く。

予定していたスタート地点は富谷橋周辺。
しかし、河原までの砂利道が長過ぎ&ドロドロでチャリでは通れない。
仕方がないので上流の大松橋へ向かう。
大松橋の下流400mに河原からすぐにエントリーできる地点を発見。

8時56分にスタート。
相変わらず人工物が見えない雄大な流れが続く。

「おぉ~、世界はオレたちだけのモノだ!」
と、デカい気持ちになれる。
これで関東なのだからびっくり。

所々に0.3級の瀬があるが真っすぐなので、
漕がなくてもいいくらい余裕。

水位が普段より50㎝くらい高い(1.05m)が、
水深50㎝程度のところもある。
なのでこれより低ければ下れないかも。
地形が変わった?

気温26℃だが日差しジリジリでロングジョンでちょうど。
川の水の透明度は50㎝くらい。
あまりきれいではない那珂川の中でも濁っている方。
でも臭くはない。

汗だくになった嫁さんがたまらず飛び込む。

嫁さん大好きな泰楽もすかさず続く。

躊躇なく飛び込めるなんて成長したねぇ。
父ちゃんうれしいよ

その後10分くらいカヌーの周りを二人でぐるぐる。
すると突然、「キャーッ!」と嫁さんが悲鳴を上げた。
「なに!?」
「蛇が泰楽を乗り越えて行った!」
と川面を指さした。

シマヘビだ。
大騒ぎしている我々を無視して
ふーふふふふ~ん!
と上機嫌で対岸へ行ってしまった。
川幅は100mくらいあると思う。
蛇ってそんなに泳ぐの!?

すっかりブルーになった嫁さんと交代で私が飛び込む。
泰楽は、相変わらずカヌーの周りを澄ました顔してスイースイー。

ぷかぷか浮きながら見上げると、モコモコの雲と真っ青な空。
これでまだ梅雨は明けていないの?(この日に明けたそうです)

その後はのんびりビールを飲みながら下る。
これぞ
ザ・川下り。
平和に感謝。

那珂川といえば鮎釣りで有名だが、
この日の釣り師は5名。
おそらく川が濁っているから釣れないのだろう。
それに川幅が広いので必ず避けるコースが見つかる。
これも那珂川の魅力だ。

そのまま何ごともなくゴールと思いきや、
興野大橋を過ぎて数百mのところに川床ブロックが出現。
結構段差があってやっかいだった。

難所はそこだけ。
透明度が低くてシュノーケリングは楽しめなかったが、
快晴の空の下で広々とした川を漕ぐのは気持ちいい。
私にとっては数少ない
「漕ぐだけで満足できる川」
だ。

この日も家族全員ニコニコで境橋に到着。
2時間24分。9.4㎞の川旅でした。

さて、次は支流の清流で川遊びだ!

つづく

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