犬とカヌー・川遊び「ヤマメ1000匹! 天然の水族館!」那珂川(栃木県)

溺れる愛犬は母をも踏みつぶす
水位:黒羽1.05m

8月頭に那珂川へ。
スタートは9時14分。

大松橋→興野大橋先コース。

微風、快晴。
この日は梅雨明け当日だった。
那珂川はいつもどおりおおらかで、ゆったりとカヌーを運んでくれる。

関東でこのスケール感は、ほかにない。

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ただし梅雨直後の水量は多く、流れは緑に濁っていた。
なので1度も入水せず。

常に早歩きくらいのスピードで停滞は一度もなし。
瀬も1級以下が5~6か所あり、半分以上が100m前後続く。

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気持ちいい~~っ!

アユ釣りのピークのため釣り師は3~400mごとにいるが川幅が広いのでまったく気にならない。
一人からは手を振られた。

珍しくカワセミもいた。
カメラが間に合わず残念。

「のんびりの流れ&里山」「あぶないカーブなし」「安全な瀬」「釣り人友好的」「ライニングダウンなし」。
やはり那珂川最高!
8.1㎞1時間30分。チャリ7㎞23分。

その後、那須の超絶清流へ。
クロカンコース先のキャンプ地に到着するとジムニーの先客家族一組。

水量多く歩いて渡るのが大変。
台風の影響で所々せき止められて流れが変わっていた。

キャンプ地に一番近い淵にヤマメ&イワナ20匹。
20㎝オーバーも3匹。

水温は鼻がもげるほど冷たい。
推定13℃。
真冬の片貝海岸並み。

200m下流のメインの淵は台風の影響なし。
水深3m。
大好物の飛び込みを連続3回楽しんだ。

その姿を泰楽(ゴールデンドゥードル)はじっと見つめるだけ。
普通のレトリバー系は、飼い主が飛び込めばはしゃぐでしょ。

だが嫁が大好きな息子は、彼女が泳ぎ始めれば同時に水へ入る。
目がないボールが一緒ならばなおさらだ。
そこでメインの淵へ向かって流される二人を後ろから撮影することにした。

1.嫁が流される
2.泰楽も入水
3.防水カメラを持った私が続く

相変わらず息子は泳ぐのが下手。
どうしても立ち気味になる。

そして息苦しくなったのか、嫁を追いかけるのを止めて岸に近づこうとする。
だが、流れがそうはさせない。
そこで息子が取った最後の手段は??👀

その決定的瞬間がこれだ!

まさに

溺れる愛犬は母をも踏みつぶす

普段は「ぼくちゃん絶対に逆らいませんっ!」というぶりっ子キャラなのに、危険を感じたときは水深3m地点でも最愛の母におぶさり、さらに踏みつけてのうのうと上陸をするのだ。

嫁の「おえ、おえ、おえっ~~!」の叫びに爆笑しつつ、ついにこいつの本性を見た。やはり前回の大芦川での鬼の特訓↓を恨んでいたのだろう。
https://large-dog.iehikaku.com/wp/?p=61


翌朝はクルマでさらに2kmほど上流へ探検に行く。
広場があり、その脇にはミネラルウォーターがあふれ出ていた。
ポリタンクに汲む。

河原に下るとゴルジュになっていた。
水も景色もキャンプ地よりさらに美しい。

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しゃがんで水中をのぞくと小ヤマメの嵐。

無邪気に近づいて来るヤツもいる。

水族館的スケール感は板取川上流(岐阜県)を抜く。
この世の風景とは思えず。
おそらく放流したてなのだろう。

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そこから100m上流は大堰堤で行き止まり。
淵の深さは3m。
高さ2.5mの飛び込み可能。

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爽快!

岩を登るときに指を切りつつ、3回飛び込む。
嫁さんは飛び込みは苦手だが、身体のみの急流下りは大好物。

いつも躊躇をちっともせずに、「おいおいヘルメットかぶれよ」という急流&岩ボコボコ地帯に飛び込む。

この日も……。

スイスイと小滝を3か所落ちていった。
私には怖くて絶対にできない。
なかなかやるヤツ。

すぐに感動を伝えようと駆け寄ったら、打撲多数で歩けないと涙目💧でうずくまっていた。
「透明度バツグン」「魚影の濃さは日本一」「流されプール多」で大満足。

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