子どもにリードを持たせない犬の理由

犬がリードを持たせるのは信頼の証!?

先日(4月2日)、嫁さんのご両親一家をお招きして、
3年ぶりに花見を開催した。

嫁さん方の血筋はワンコ大好き。
なので甥っ子も姪っ子も1日中、
泰楽(ゴールデンドゥードル)にべったりだった。

特にやんちゃ盛りの甥っ子次男(9歳)は、
泰楽をかまいたくて仕方がない。

私と目が合うたびに
「散歩に行こうよ!」
とグイグイ来る。

だが、私は義父&義母の接待で、ずっとてんやわんや。
でも、甥っ子次男はグイグイ来る。

そんなやり取りを甥っ子父である義弟(以下、弟)が、
「ボクが連れて行っていいですか?」
と申し出てくれた。

弟は、先代犬(前太・バーニーズマウンテンドッグ)の散歩も単独でこなしてくれていた。
晩年とはいえ、あの断固頑固↓な前太を手なずけていたのだから信頼できる。
https://large-dog.iehikaku.com/archives/4195

有難くお願いし、弟は実子ふたりと姪っ子(実姉の子)、泰楽の合計4人を引き連れて行ってくれた。

そのことをすっかり忘れること1時間。
宴会会場を屋上から1階リビングに移して談笑していると、
甥っ子たちが
ドドドドドーーーっ
と帰って来た。

「あぁーー、楽しかった!」
甥っ子次男は開口一番満足気。

だが、その横で姪っ子が嫁さんに耳打ちしている。

「泰楽、ちょっと悪い子だったんだよ

「えっ!?」
真顔になる嫁さん。
大至急、弟を呼ぶ。
「何かあったの!?」

彼は、仕方ないなぁという面持ちで、
スマホ画面が彼女に差し出した。

最初は弟が持つリードにおとなしくついて来たのに、
甥っ子次男に渡すと、途端に奪い返そうとするそうだ。
甥っ子長男(12歳)が持っても、
姪っ子(9歳)が持っても同じーー。
(周囲に他人がいない緑地帯で行っています)

いい子だけがウリの泰楽がなぜ??

子どもたちと泰楽は仲が悪いわけではない。
コロナで3年ほど会えなかったが、
その前は実家で集まるたびに一緒に遊んでいたし、
今回だって家の中では、こんなにべったり。

ちょっぴりブルーになって
「ゴメンな。泰楽にはよく言って聞かせるよ」
と甥っ子たちに謝った。

ところが甥っ子次男は、
「泰楽は悪くないよ。それに、も~少しで言うことを聞かせることができたよ。
だから今から散歩へ行こうよ!」
と、すでに前を向いていた。

だが、動画を見る限り、あと10年は言うことを聞かないはず。
「行こうよ、行こうよ」
と耳元でささやき続ける甥っ子を無視しつつ、
親孝行に励んだ。

しかし、子どもたちの前向きパワーは半端ない。
甥っ子次男が
「もう少しで言うことを聞かせることができた」
とずっと口にしていたら、
甥っ子長男も、そして姪っ子も
「そうだよね!」
という空気になってきたのだ。

そうなると三方から
「行こうよ、行こうよ」
の合唱ーー

本日の親孝行は終了!
大至急、本日3回目(朝も行っている)の散歩へ出かけた。

家を出るとすぐに甥っ子次男がリードを持ちたがった。
(我が家の前は緑地帯です)
だが、秒殺でカウンターKO。

「あれぇ~、おかしいなぁ」
と首をかしげる弟の仇を打つために兄がリードを持つ。

5秒で退場ーー。

「ほら、こうなるんですよ。でも、私が持つとですね」
颯爽と弟(アラフィフ)が登場し、リードを持った。

ところが泰楽は、かたくなに渡すことを拒んだ。
さすがに弟は背が高いのでリードを奪えない。
でも、何度も何度もジャンプをして取り返そうとする。
その姿は
「あなたじゃないのです!」
と主張しているようだった。

生まれつきおとなしい泰楽っち。
どこに行っても自己主張ができない泰楽っち。

たとえよちよち歩きの子どもにリードを持たせても、
こんな風に↓微笑ましく歩くのだと思っていた。

イメージ画像

彼に何が起こったのか??
不思議に思いつつ、弟からリードを渡してもらった。
すると、途端におとなしくなる。

へっ!? リードを持たせる人の優先順位を場面ごとに決めてるの?

そんな器用なことができるのだろうか。
後日、似たような事例がないか調べてみた。
するとあるドッグトレーナーのサイトでこのような記述があった(要約)。

「散歩と犬の群れ行動は同じです。
散歩中は緊張感を持って他の犬の臭いや環境の変化を確認する。
単なる運動や遊びではなく、生活圏を見回りする行動なのです。
リードを持っている人は、そんな社会活動を任せる人なので信頼できることが前提です。
家族の中では親のような存在。
だからリードを持つと、その人と犬の関係が分かります。
いつもおやつをくれるのでべったりしていたお父さんでも、
散歩に連れ出すと興奮するようでは信頼されているとはいえません」

散歩は犬との関係を知るバロメーター。

深く、深く納得。
だから前太のときはリードを引っ張らなくなった頃↓から言うことを聞くようになったのか。
https://large-dog.iehikaku.com/archives/4206

思わぬところで大変勉強になりました。
とはいえ、暴れん坊前太でも他人にリードを持たせることは可能だった。
今回の子どもたちと泰楽は、3年ぶりの再会。
だから緊張していたのだろう。
次回は私もついて行き、
一緒にリードをつかみながら様子をみたいと思う。

※「そもそも子どもにリードを持たせるべきではない」
という考えもあると思います。
基本的に賛成です。
なぜなら本当に危険だから。
ある日、波乗りの最中に友人の奥さんが先代犬(バーニーズマウンテンドッグ)を散歩に連れ出してくれた。
波乗り中は、ずっとクルマにつながれている状態なのでかわいそうに思い、
自分のアメリカンコッカーと一緒に連れて行ってくれたそうだ。
このことを海から上がって聞いた私は、
お礼を言ってその日は帰宅した。
その半年後。
酒の席で盛り上がっていると、友人は思い出し笑いをしながらこんなことを口にした。
「やっぱ大型犬はぜんぜん違うね。
うちの奥さんが前太(先代犬)の散歩へ行ったら、
リードを引っ張られて脱臼したもん」

えっ!? えっ!? え~~~っ!?

今さら知らされる驚愕の事実。
奥さんがよそ見をしている間に、
前太(私のペンネームと同じ)が急にダッシュして肩が外れてしまった。
彼女は勝手に連れ出して脱臼したので、
痛みを我慢して私には伝えず、
病院へ直行したそうだ。
そのときは私の嫁さんも同席していたので、
一緒に謝り、治療費を支払うと粘ったが、
自分のせいだからと拒まれてしまった。
当時の前太の体重は40kgオーバー。
これがもし子どもだったらと考えるとぞっとする。
今回の泰楽の場合は、性格がおとなしいので過信していたのは事実。
弟に任せてしまったことを反省している。

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