犬とカヌー・川遊び「今まででもっとも手強い激流に挑む!」鬼怒川(栃木県)

梅雨時の鬼怒川は水量が多すぎて困る
水位:佐貫上3.18m

翌日が雨予報なので日帰りの川下り。
佐野SAのドッグランは工事中で犬を散歩させる場所なし。
(多分2021年中は工事中)

ゴール地点(佐貫)に折りたたみチャリを置き、スタート地点(籠岩)へ。
梅雨時のため明らかにいつもより流れが激しい。
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しかもここは「スタート地点=2級の落ち込み」
それが3級(波の高さが1m以上)クラスに成長していた。

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8時26分スタート。
3級の落ち込みは、かなりビビりながらも真っすぐコースなので何とか通過。

その先の奇岩地帯で飛び込みをして遊ぼうと思ったが、
流れが早くて着水した瞬間に
「すすすーーーっ」
と流されてカヤックに戻れなそうなので諦める。

でも、それではくやしいので、はじめて奇岩に上陸して探検。
登りは得意な泰楽(ゴールデンドゥードル)。
傾斜60度くらいの岩肌でもガシガシ行く。

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想像通り異空間チック。
でも、意外に狭い。

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「異空間」はこの後ろだが、狭いので写真は撮らなかった。

ところが泰楽は下りが苦手。
私が担ごうとすると嫁さんが「自分がやる!」と言い張る。

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どうやら息子とは普段「いい勝負」をしているので、こういうときに
「立場は私の方が上よ!」と主張したいようだ。

水量が多いゆえに透明度はイマイチ。
2mくらい。

瀬は合計7~8カ所あった。
すべて1級以上。
そのうち3級クラスが最初と最後にあった。

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前回、左に行って嫁さんと泰楽が沈をした旅館前の瀬は右に行って正解。
2級クラスだったが癖がなく楽しく漕破できた。

同じく前回挑戦した最後の真ん中の瀬は、今回は距離が伸びていてゴール地点を通過してしまうので左側の瀬を選択。
ここは3級+2級のダブルの瀬。
嫁さんは危険なのでカメラマンに。
1回目のチャレンジはカヌーが右を向いてしまい失敗。
2回目で成功。

今までのカヌー経験で一番キツいコースだった。
6㎞・1時間50分。

その後、関東でもっとも透明度が高いといわれる大芦川へ行く。
7年前に過去最大の71mmのミヤマクワガタを採ったポイントは昆虫の気配なし。
樹液がまったく出ていない。

肝心の大芦川も水量が多すぎ。
昨年、泰楽がカモシカのように駆け上った崖下ポイントは、入水したらすぐに流されて滝に落ちそうで不可。

上流のキャンプ地は先客あり。
仕方なく民家に近い犬遊びポイントへ路駐して行く。
そこは普段浅くて人間は泳げない。
この日はぎりぎり泳げる水量。

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でも、透明度は5m(普段10m以上!)。
水中に大量の落ち葉が舞っていた。

そこで急峻な山肌を流れ落ちる支流を発見。
シャワークライミングを試みる。

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5m進むと獣が腐ったような酸っぱい臭いが……。
このような経験は、山奥遊びをしていると少なからずある。
「鹿か猪が濁流に流されたか!?」

嫌なモノを見る覚悟をして歩を進めたが、
20mほどで気にならなくなった。
おそらく運よく視界に入らない場所だったのだろう。

しかしながら肝心のシャワークライミングは、すぐに林道に出てしまううえに堰堤だらけのコース。
つまらないので100mほどで引き返す。

大芦川は、有名になり過ぎ&「コロナの影響=アウトドアブーム」で、とにかく人が多い。
もう行かないかな。

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