藤の花が満開の桜に匹敵することを知る
水位:黒羽62㎝
こんなご時世ではありますが、
おかげさまでお仕事をたくさんいただき、
やっと5月のブログを書くことができます。
我が家のカヌーシーズンは、
毎年ゴールデンウィーク前にスタートする。
だが、今年は天候に恵まれず、
一発目は連休中となった。
向かった先は定番の那珂川(栃木県)。
5時40分に自宅を出発。
8時15分にゴール予定地に到着。
しかし、前年の台風の影響で河原が崩壊。
クルマが入れず。
高さ約10mの観測小屋に流木が張り付いていた。
そこからゴール&スタート地点探しで3時間。
ゴールは鎌倉山麓(大瀬園地)に決定。
スタート地点探しは難航。
結局、駐車料金300円の農家の庭のような所に決定。
そこから河原まで200mくらい20kgのカヌーを担ぐ。
川は濁流。
早歩きくらいのスピードで進む。
透明度は10㎝だが気持ちがいい。
なぜなら川にせり出す藤が満開だから。
桜のように山肌を覆い、藤色に染めていた。
圧巻。
瀬はほぼゼロ。
遊び無しでゴール。
4.7㎞・1時間。
短すぎて嫁は文句たらたら。
チャリは2回道に迷って4.5㎞・16分。
ゴール地点は後述する理由で気に入ったので、
次回はスタート地点を吟味したい。
キャンプ地は大瀬園地隣の河原=ゴール地点。
さすがにカヌーのメッカ、カナディアンとリバーカヌーをやる人が10人以上いた。
でも広いので端っこは静か。
しかも対岸の藤の花がちょーきれい。
まだ日が高いので、
そこから200mの県営駐車場から鎌倉山(標高216m)へ登る。
低山だけど普通の登山道。
眺めは展望台からのみ。
名物の那珂川の蛇行を見下ろせた。
山頂はどこだか分からず、展望もなし。
往復2km・1時間でゴール。
河原の周りは竹林で薪なし。
焚き火用の流木を泰楽(ゴールデンドゥードル)と一緒に端から端まで探すが少ない。
水割りを飲みながらゆっくりチーズとナッツのスモークをつくる。
成功。
それからしめ鯖とハタハタのスモークに挑戦。
しめ鯖はなんとか食えたが、
ハタハタは苦いだけで旨味無し。
失敗。
スモークは基本的に味の濃いものでないとダメらしい。
メインはおでんと熱燗。
楽しみにしていたエイひれとキンキの干物を持って来るのを忘れる。
デザートはお汁粉。
星キレイ。
カヌーにもキャンプにも満足して10時30分就寝。
7時起床。
お汁粉食べて花立峠へ向かう。
解石神社よりトレッキングスタート。
人生最長の階段を上る。
登り切ると那珂川を見下ろす眺望。
遠くに薄っすら男体山や皇海山も見える。
かなりいい。
1.7㎞先の花立峠はツツジのみの森。
しかもツツジを見下ろす眺望もある。
最上級のシチュエーション。
でも満開はとっくに過ぎて1部咲き。
次回はクルマで頂上まで来て、那珂川を見下ろす展望台まで歩きたい。
3.5㎞・2時間。
「手軽」「キレイ」「のんびり」で満足できる旅となった。