大型犬と雪山登山「真っ青な大空の下、真っ白で巨大なスノーモンスターの大群に遭遇!」西吾妻山(福島県)

二度とないほどのベストタイミング!
2021年2月12~13日
てんくらA-4℃&8m ヤマテン0℃&6m 実際は快晴-3℃&風速3m

お陰様でこんな時にもかかわらず、
順調に仕事をいただいている。

というか少し前までの数カ月は、ちょっぴりキャパオーバー。
1カ月で本1冊分の取材から執筆まで終わらせる、という
自己最速記録を更新し、
「きょうは何日?」
「何曜日?」

という状態が続いていた。

とはいえ、雪山に行く時間だけは絶対に死守。
そのために余計に多忙になっていた。

そしてやっと落ち着いたと思ったらゴールデンウィーク前。
なので今更ながら雪山の記事を書きます。

毎年2月の上旬は泊りがけで登山へ行くことにしている。
雪がもっとも多くなる時期だからだ。

今季の行く先は福島県の西吾妻山。
実はこの山のことは2020年まで知らなかった。
しかし、NHKの番組「グレートトラバース3」で、
田中陽希さんが雲一つない紺青の空の下、
巨大な純白スノーモンスターに囲まれてうっとりしている姿を見て、
自分も恍惚状態に入り込んでしまった。
https://www.greattraverse.com/project

2月12日、4時50分に家を出る。
8時50分、スタート地点のグランデコスノーリゾートに到着。
平日のため駐車場無料。
9時15分にゴンドラへ向かう。
ゴンドラは犬往復800円。
人間は600円券往復4枚。
つまり犬1匹&人間2人の我が家は600円×8+800円=5600円かかる。

だが、チケット担当のスタッフが間違えて600円×4しか売ってくれなかった。
この間違いに気づいたのはゴンドラ乗り場でチケットを渡すとき。
仕方なので復路は歩き決定。

ゴンドラに乗っている時間は15分。
これで2㎞くらい短縮できる。
ゴンドラを降りたのは9時40分。
そこからさらにリフトに乗ることも可能だが、犬連れは無理(抱っこできればOKらしい)。
なのでここからゲレンデ沿いを歩く。

実はここからリフト降り場までの800mが一番キツい。
傾斜25度くらいの中級コースを黙々と登る。
ずっと同じ傾斜。
ずっと同じ景色。
さらにスキー客に気を使う。
この時点で「もしかして西吾妻山はつまらないかも」と不安がよぎった。

40分でリフト降り場(標高1565m)に到着。
そこに正規の登山口があった。
もうこの時点で巨大なスノーモンスターがお出迎え(痩せてるけど)。
ついに興奮。

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森林地帯を抜けると最初のピークである西大巓(にしだいてん)(1982m)。
この辺りからモンスターが小ぶりになる代わりに、
太って骨(葉っぱ)が見えなくなってくる。

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山頂は大展望。
目の前に磐梯山がどかーん。
その後ろには那須の三本槍岳。
その左手前に安達太良山。

そしてゴールの西吾妻山の山頂が見える。
山肌にはモコモコと群れているモンスターを確認できる。
どれも真っ白なので、ここよりも太っていそうだ。
泰楽(ゴールデンドゥードル)は小さなモンスターに囲まれつつ、大勢の人から写真を取られて上機嫌だった。

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ここからいったん鞍部へ下りて登り返す。
結構な急斜面だがモフモフの雪質の上をスノーシューで歩くのは楽しい。

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人がいないところでは絶景を堪能しながらヒップそりができた。
ぼかし.jpg

鞍部からは、いよいよ巨大スノーモンスターの街が広がる。

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街路樹が狭いので迷路のよう。
曲がった先にいきなりゴジラが口を開いていていたりして飽きる間がない。
ずっとワクワク。

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そして途中から突然、巨人の街に変化する。
今まで背丈くらいばかりだったが、ここでは4mクラスがうようよ。

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並んで「どーなのよ?」と見下ろしくる。
迫力はあるのだが、絶対に襲ってこないことが分かっているので楽しいだけ。
まさに「イッツアビッグワールド」。
巨大なディズニーキャラの街に迷い込んだ気持ちになる。
純白とCGのように鮮やかな濃いブルーとのコントラストも最高だった。

 

そして段々とモンスターが小さくなって、
腰くらいのが並ぶようになると登頂成功。
何か石柱のような目印があるかと思って探し回ったがどうしても見つからない。
通りすがりのおじいちゃんに聞いたところ、
「雪に埋まっているので正確には誰も分からない。
みんな”たぶんこの辺だ”と納得している」
とのこと。

我々も納得してランチタイム。
トマトソースの餃子リゾット。
風速3m、気温‐3℃なのですぐに煮立つことができた。
そこそこの味。

14時27分下山開始。
ゴンドラは15時30分までなので、もう周りに人はほとんどいない。
貸し切りのモンスタータウンをじっくり鑑賞しながら進む。
正面には傾きはじめた太陽が。

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陽光がモンスターの陰影を際立たせていた。
西大巓から先もヒップそりに挑戦。
だが、雪がモフモフ過ぎて意外に短距離ばかりだった。
リフト下り場には15時50分到着。
すでに運転停止。

ここからはゲレンデをヒップそりで滑るだけ、
と思っていたら、緩斜面ばかりで意外に滑れない。
唯一長距離滑走が可能だったのは上級者コースの200mくらい。
だが、こちらは半端ない急斜面で恐ろしい&お尻痛いでちっとも楽しくなかった。

結局、コース脇を3分の2は歩いて16時36分ゴール。
トータル6時間56㎞、10㎞の登山だった。

ゴンドラ代5600円は高過ぎる+これを払っても最初の登りがきつ過ぎる+ゲレンデ下りは辛すぎる。
とはいえ、最高の天気の日に登頂できたので大満足。

翌日はペンション近くの雄国山(1271m)へ。
その様子は後日。

ちなみに翌日は気温がプラスまで上がり、
だいぶモンスターが溶けた模様。
モンスター見物のベストタイミングは意外につかみにくい。 

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