大型犬のしつけを見直す④「犬の要望は一切聞かないと決断」

「散歩」「ルール」「愛情」の順番で接する

2006年1月上旬。
前年にブリーダーへ予約し、
約1年待ってバーニーズマウンテンドッグが我が家にやって来た。

なぜバーニーズを選んだのかはこちら↓
http://dog.iehikaku.com/category/20595596-12.html

誕生日は2005年11月26日。
そのときの体重はたしか700gだったと記憶している。

名前は前太(ゼンタ・私のペンネームと同じ)。
ちょうどこの時期に転職をして、
経済的にもきちんと育てられるか不安だったこともあり、
「太く・大きく・前向きに」
という願いを込めた。

しつけについては、前回↓書いたように下記5つのしつけ原則を実現するために、
シーザー・ミランの教えを守ることにした。
https://large-dog.iehikaku.com/archives/4075

1.リードを引っ張らない
2.無駄吠えをしない
3.勝手に食わない(拾い食いしない)

4.噛まない
5.留守番できる

一言でまとめてしまうと、
「犬のリーダーになるために犬の要望は一切聞かない」
と腹をくくったのだ。

そして、
シーザー氏の言う通りに
「散歩」「ルール」「愛情」
の順番で接することにした。

こう書いてしまうと、
犬を奴隷にするように思えてしまうかもしれないが、
そうではない。

大前提として前太はかわいくて仕方がない。
だってこの愛くるしさだもの

だが、そこでメロメロ接待を続けてしまったら、
成人しても街中で大暴れするようなドラ息子に育ってしまう。
だから心を鬼にしてリーダーになることを決めたのだ。
「なぜしつけにこだわるのか」はこちら↓
https://large-dog.iehikaku.com/archives/4051

リーダーゆえに常に犬の健康や要望に気を配り、
タイミングよく
「散歩(排泄)」
に行く。

その後は、根気強く
「ルール」(していいことと悪いこと)
を教える

そして、
「愛情」
を持って遊ぶときは思い切り遊び、
少しでも体調に変化があれば獣医に診せる。

同時に上下関係を理解させるために、
飼い主にお腹を見せるトレーニングも取り入れた。

これはブリーダーから教わった方法で、
最初はキャンキャン鳴くが1日30分続ければ、
1週間くらいで諦めて飼い主の腕の中で眠ってしまうとのことだった。

これを聞いて
「1日30分!? 1週間!?」
「長過ぎでしょ!」
と感じたが、その後の10年を穏やかに過ごせるなら仕方がないと、
これまた覚悟を決めた。

なお、今考えるとこの方法は意味がないと思う。
理由はおいおい。

とはいえ、ブリーダーからは、
「家に迎えた当初はオロオロ状態なので、2週間は何があっても叱らないで。
しつけ(トレーニング)は、そのあと」
と指導されたので、それに従った。

さて、2週間後から前太をどうしつけたか。
実現したい5原則に沿って説明しよう。

つづく↓
https://large-dog.iehikaku.com/archives/4096

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