大型犬のしつけ「拾い食いさせない方法」

「食べ物=家族から渡されるもの」を徹底!
※この記事はバーニーズマウンテンドッグをどのようにしつけたかを記録したものです。

しつけによって実現したいのは次の5つ。
1.リードを引っ張らない
2.無駄吠えをしない
3.勝手に食わない(拾い食いしない)

4.噛まない
5.留守番できる

「しつけにこだわる理由」はこちら↓
https://large-dog.iehikaku.com/archives/4051

前回は「2.無駄吠えをさせない方法」を紹介したので、今回は次の「3.勝手に食わせない方法(拾い食いさせない)」について書こうと思う。

3.勝手に食わせない(拾い食いさせない)方法
食事はきちんと計量して適正な量を与えていた。
また、言うことを聞いたときや遊んでいるときは頻繁におやつをあげていた。
だから人間が食べるものは一切与えなかったし、わが家に酒を飲みに来た友人たちにも「人間の食べ物はあげないで」とお願いしていた。

なので私たちが口に入れているものを、自分も食べられるとは思っていなかったようだ。
食事中に「くださいな」とねだってくることはほとんどなかったし、横でヨダレを垂らすこともなかった。
つまり最初からほとんど苦労していない。

それでもホームパーチ―などでテンションが上がり、友人の子どもが持つパンに噛り付いたことがあった。


↑これくらい人が集まると、さすがにテンションが上がって盗み食いしたこともある

そんなときは、すぐに「たったこれだけでそんなにぃ~~~~っ!」(おしっこじょ~~~)というくらい叱った。
なので、3歳になる頃には一切手を出さなくなった。

具体的には悪さをした瞬間に「コラっ!」と前太の前に立ちはだかった。
そして口に手を突っ込んで取り上げ、サークルの中に入れて1時間以上無視をした。

友人たちにはちょっと引かれたが、それで非難されることも、疎遠になることもなかったし、こちらとしては「大型犬ってそこまでしないと言うことを聞かないのね。なるほど」と思われていたと感じている。

怒鳴ったり体罰をしない限り、人前で叱るのはある程度仕方がないと思う。
恥ずかしいけど。

ちなみに大声を出さなくても、本気で怒って睨みつければ犬は十分怯む。
それは男性がやっても女性がやっても一緒。
要は普段から「この人の言うことを聞かないと安心して暮らせない」と思わせておくことが大事。

そのために必要なのが、シーザー・ミランの「散歩」「ルール」「愛情」の順番だと信じていた。
シーザー・ミランについてくわしくはこちら↓
https://large-dog.iehikaku.com/archives/4075

そして、3歳を過ぎた頃からは散歩中に犬を連れた人などから「おやつあげようか?」と顔の前に差し出されても、必ず私たちの方を向いて「食べていいの?」と聞くようになった。
犬用のものならば、「いいよ」と言って有難くいただいた。


「いいよ!」と言われるまで食べさせない練習もたまにした(遊びで)

そんな感じなので「食べ物=「家族から『ハイっ!』と渡されるもの」と思っていたらしく、クルマの中での留守番中でも、私たちのお菓子はもちろん、ビニール袋に入れたドッグフードさえ触りもしなかった。

なので当然ながら拾い食いしたこともゼロ。
(草を食べることは頻繁にあった。胃が悪かった?)

そして最期まで人間の食べ物を口にすることはなかった。
(犬用の手作りごはんはあげてたけど)
ただし嫁さんは、「最期くらいアイスクリームを食べさせてあげればよかった」と悔いている。
(旅立ったのは8月)

次回は「噛み癖」について書きます↓
https://large-dog.iehikaku.com/archives/4131

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