以下親バカ記事です。すいません――。
デカい犬が大好きだ。
デカければデカいほどいい。
理想は
・体高80㎝
・体重80㎏
食事量や生活スペースの問題がなければ馬並みでもいい。
このサイズで性格がゴールデンレトリバーなら最高だ。
天真爛漫でアウトドア好き。
人も好き。
特に飼い主が身もだえるほど大好きで、どこへでもニコニコ笑顔でついて来る。
だが、デカい犬には大変な点が3つある。
1.ヨダレだらだら
2.寝たきりになった際の介護が大変
3.寿命が短い(体格が大きければ大きいほど短い傾向)
なのでヨダレが少ないギリギリの線でバーニーズマウンテンドッグを初代息子として迎えた。
「2」と「3」は、老犬になってボディブローのように効いてきた。
体高70㎝
体重42㎏(50㎏以上あってもおかしくない骨格だったが少食だった)
性格は、ほぼ満点。
(頑固でそれほどアウトドア好きではなかったけど)
ヨダレなし。
天国の橋を渡る1か月前まで「バーニーズ最高っ!」と思っていた。
しかし、足腰が弱ってからの介護の大変さは予想以上だった。
散歩中にうずくまってしまったら一般女性では動かせない。
(ベンチプレス50㎏を持ち上げられるならOK)
そして寝たきりになってからは居場所を5m移動させるだけで大仕事だった。
ぬいぐるみのように身体に力が入っていないので体重以上に重いのだ。
また、8歳を過ぎた辺りから兄弟犬が次々に亡くなっていった。
なのでこの頃からいつも頭の片隅に「次はわが子かも」とハラハラ
結局、先代犬は12歳で旅立った。
バーニーズマウンテンドッグとしてはかなりの長寿だ。
それにベストを尽くして介護をしたので悔いはない。
だが、8歳から愛犬の「死」を意識するのは結構キツい。
「この間までかわいい子犬だったのにもう覚悟しなければならないの!?」
といつも頭のなかで考えていた。
なので初代息子が旅立ってからこう考えるようになった。
「次の子は嫁さんでも介護ができるギリギリサイズの大型犬にしよう」
「15年生きる可能性がある犬種にしよう」
設定したギリギリサイズは35㎏。
簡単に持ち上げられるなら20kg以下だが、「それでは大型犬じゃないよね?」ということで嫁さんに納得してもらった。
まぁ、実際に持ち上げるのは私だから彼女にはあまり関係ないけど。
このサイズで、できるだけ体高が高い犬がいい。
それで性格がゴールデンレトリバーなら最高だ。
そんな犬種が存在するのか??
👀👀👀👀👀👀
存在しました!
その名はゴールデンドゥードル。
ゴールデンレトリバーとスタンダードプードルのミックス犬。
それゆえ天真爛漫で頭脳明晰。
体高も高め。
しかもミックス犬なので寿命が比較的長い(はず)!
そして迎えたのが泰楽(たいが)だ。
実際に飼ってみた感想は、
最高っ!
「天真爛漫」
初代息子は登山中に時々飽きてしまい、「もう動きたくありませんけど」という太々しい態度をとった。
一方で泰楽は長時間でも最後まで大はしゃぎ。
とにかく家族(群れ)が大事。
一緒に行動することがうれしいようだ。
「頭脳明晰」
大はしゃぎするくせに一度「ダメだ」ときつく叱ったことは忘れない。
たとえば
・海や川が目の前にあっても勝手には入らない
・山中でも「ツケ」と言えば私の左側からけっして離れない
・屋外でも「マテ」と言っておけば数時間放置しても移動しない
これは完全迂闊で恥ずかしい話。
一度サーフィン中に泰楽を放置プレイしたことがある。
波を前にして私が大はしゃぎしてしまい、泰楽のリードを駐車場の手すりに固定したつもりで海に入ってしまった。
2時間後に戻ってきてビックリ仰天。
リードが手すりに乗っているだけではないか!
「誰だ、こんないたずらをしたヤツは?!」
思い切り他人を疑って周囲を見回す。
そこに柴犬を連れた老人が登場。
「この犬すごいね。うちの子が『遊ぼう』って近づいても微動だにしなかったよ」
以後気をつけます……。
実際の画像↓
あれぇぇ?
ほかにこういうこともあった。
熊が出るような山奥の林道をノーリードで歩いていたとき、私はスマホを見ながら十字路を渡った。
そして進むこと20m。
泰楽の気配がない。
「くっ熊に食われたか?!」
振り返ると十字路の手前でお座りしていた……。
「お前、何やってんだ?」
2秒考えてピンっときた。
街中では十字路に出ると必ず左右を確認して「よし!」と言ってから進むようにしている。
泰楽は山中でも同じようにしなければならないと思っていたのだ。
名前を呼ぶと親を見つけた小鹿のように飛び跳ね、私の左側で肉球が外れそうな急停止をした。
これらのことは特別なことをして教えたのではない。
とにかく最初にダメなことはダメとキツめに伝えただけだ。
(生後4カ月くらいだったから2回ぐらいお漏らししたけど)
さすが知能ランク79犬種中↓2位(プードル)と4位(ゴールデン)のMIX。
バーニーズマウンテンドッグも22位と上位クラスなので、はじめて飼った犬だったが満足にしつけることができた。
たぶん5歳くらいのときには泰楽と同レベルになっていたと思う。
しかし、泰楽は2歳でこのレベルに達した。
このまま成長したら5歳でジャグリングができるかもしれない。
楽しみだ。
結論としてゴールデンドゥードルは飼いやすい!
とはいえ、実は苦労していることも。
実はドッグフードにちょっぴり苦労しているーー。
それは次回↓
https://large-dog.iehikaku.com/archives/57
※この記事は「ゴールデンドゥードル 大変」と検索して見つける方も多いようです。
ゴールデンドゥードルを飼って大変なことは?
それについてはこちらで書いています↓