大型犬のゴールデンドゥードルは、かなり飼いやすい。
おとなしい(個体差が大きいかも)。
ヨダレが垂れない。
ほとんど毛が抜けない。
そして飼い主が大好き。
だが、1点だけ注意しなければならないことがある。
それはドッグフードだ。
ブリーダーからは引渡しの際に
と、しつこいくらいに言われた。
一般的なドッグフードの脂肪分は15%以上。
このようなフードを与えると、
口の周りや手足の先が痒くなり、
ペロペロしてしまい、
毛が真っ赤かに染まってしまうというのだ。
なのでブリーダーの言うとおりにして、
生後5カ月くらいまでは、
ナチュラルチョイスの成犬用 ラム&玄米
と
ナチュラルハーベストのメンテナンス
を交互にあげていた。
交互にしたのは同じフードを食べ続けると、
栄養が偏るとブリーダーに注意されたからだ。
泰楽(ゴールデンドゥードル)はどちらもモリモリ食べた。
ドッグフードに好き嫌いはないようだ。
(パンとビスケットが嫌い)
そこで欲が出た。
「もっと栄養価の高いものを食べさせてデカくしたい」
基本的に脂肪分の低いフードはダイエット用。
上記ナチュラルチョイスもナチュラルハーベストもそうだ。
なので我慢できずにアカナのパピー用に切り替えてしまった。
結果は・・・・・・?
ぜんぜん平気。
通常の1.3倍くらいの量を食べてもアレルギー症状は出ずに、
ぐんぐん大きくなった。
とはいえ、体重は生後8カ月の32㎏でストップ。
それどころか1歳を迎えた夏には、
ガツガツ食べているのに31㎏で落ち着いてしまった。
まぁ、元気ならばそれでよし!
そう考え、1歳9カ月までアカナを中心としたパピー用フードを与え続けた。
そして2019年の夏。
なんとなく泰楽の顔を見ていると、
いつものスイートフェイスではない気がする。
なんか、かわいくない……。
いつもの
モジャモジャ頭。
小さめの真っ黒おめめ。
でもなにか違和感がある……。
そうだ、口の周りが汚いのだ!↓
正確に言うと口の周りも手足の先も、
毛が赤茶色に染まっていた。
スマホの写真をさかのぼると、
どうやら5月下旬頃から染まってきたらしい。
その日から泰楽の行動をよ~~~く観察することにした。
すると私たち夫婦の見えない場所、
たとえば我々が食事をしている最中のダイニングテーブルの下などで手足をペロペロしていた。
そのときは、気温上昇による湿疹だと判断し、
かかりつけの動物病院へ行った。
すると、
「これはフードによるアレルギー症状ですね。
どの成分が悪いのかは調べようがありません。
とにかく評判のいいものを片っ端から与えてみてください。
手作り?
いいですよ!
でも栄養バランスには気を付けてくださいね」
ついに来てしまった。
やはり我が息子も例外ではなかったのか……。
(「うちの子だけは」と思っていました)
とりあえずフードをナチュラルチョイス(ラム&玄米)に戻した。
しかし、1カ月経っても変化なし。
なので9月中旬、ついに嫁がフードの手作りをはじめた。
「そりゃ大変では?!」
と思うかもしれないが、
彼女は先代犬の健康のために下記書籍を参考に何度も作ったことがあった。
(任せているので、どれほどの作業量か知らない)

新品は買えない模様↓
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するとなんということでしょう。
日に日にお顔がきれいになっていくではありませんか!
そして12月中旬には、
ほとんど気にならないレベルになった↓。

だが、デメリットも……。
体重が31㎏から26㎏に激ヤセしてしまったのだ。
わき腹を撫でるとあばら骨がゴッツゴツ。
別件で前出の獣医師に連れて行ったところ、
「圧倒的に食べる量が足りていませんね」
と普段無表情な先生が、思いっきり苦笑い。
だが、嫁の得意料理は、
肉、野菜、ご飯を混ぜこぜにしたペースト状のもの。
水分を大量に含んでいるので重い。
それを1日に洗面器2杯あげている。
これでも足りないなら容器をタライにするしかないのか・・・・・・?
いくら大飯食らいの息子でも、
それは現実的ではない。
簡単なのはドッグフードを混ぜることだ。
今のところ選択肢は、
ナチュラルハーベスト(ラム)のみ。
それを手作りご飯と半々で与えることにした。
2カ月経過。
アレルギー症状なし。
体重は29㎏に。
嫁の労力と体重増加を考え、
そろそろドッグフードをメインに切り替えたい。
しかし一種類のみでは栄養のバランスが心配だし、
なによりこのフードは高額過ぎる!
泰楽は体重31kgのくせに、
40㎏分のフードを与えないと痩せていく。
ナチュラルハーベスト(ラム)でその量をあげると、
1日約540円もしてしまうのだ。
毎月1万6200円の出費は、しがないフリーライターには痛い・・・・・・。
そこで再度、低脂肪フードを探すことにした。
条件は以下。
・通販で簡単に買える
・1日単価500円以下
そして次の候補があがった。
・アカナ(ライト&フィット)
・ブラックウッド
・ネイティブドッグ(イヌメディック)
・ネイティブドッグ(国産低刺激)
・POCHI
小さくて読めない?
ならばクリックして拡大させてください。
なお備考の「高すぎる」フードは価格の都合で試していません。
アカナとネイティブドッグの2種類は、
アレルギー反応を確認する前に、
体重が落ちていってしまったので却下。
そして勝ち残ったのはこれだ。
INUMESHI↓
もう3カ月近くあげているが毛が赤くなることはない。
しかも便が小さくなり、
なによりリーズナブル。
1日268円!(体重40㎏としての量)
これは理想的だ。
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ナチュラルハーベスト(ビーフ&チキン)↓
同じナチュラルハーベストの「ラム」より若干安価。
INUMESHIよりも少ない量=少ない便になるのもいい。
もちろん与えても毛は白いままだ。
最大のネックは価格だが、
低価格のINUMESHIと交互に与えることで、
カバーしている。
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この2種類をメインに与えている。
また赤くなるかも」
と危惧していたが、その気配はない。
体重も31㎏に戻った。
(獣医師からは「35㎏までならOK」と言われている)
ドッグフード選びは、かなり面倒だ。
先代犬のころから本当にヘトヘトになる。
これでしばらくは開放されたい。