「どうして生きてるの?」
と言い切る。
サーフィン:通年(このために千葉県に住んでいる)
遊ぶお金を稼ぐために仕事を一生懸命やり、
遊ぶためなら前日の仕事は徹夜をしてでも終わらせる。
なのに、なのに……。
今シーズン前半のカヌースケジュールは、
コロナ禍ですべて中止。
遊ぶために生きている身としては、
身もだえるような4月から5月だった。
そのような中で注目したのが、
我が千葉県の山だ。
各都道府県の最高峰の中で、もっとも低いのは千葉県の愛宕山だ。
たった408メートルしかない。
しかも千葉県の山は気候が暖かくてジメジメしているので、
6月から10月はヒルが多い。
要するに千葉県は登山に不向きなのだ。
しかし梅雨入り前の5月下旬、
仕方なく南房総市の富山(349m)と近くの伊予ヶ岳(336m)に家族と登ることにした。
富山の登山は福満寺の脇から。
ずっと広葉樹林の緩やかな斜面を登る。
ヒルはまだ発生していない模様。
(千葉県の山をナメてたので写真はない)
頂上の手前で突然の雨。
ちょうど東屋があったので駆け込む。
ここからは東京湾を一望。
あらっ!? 意外に展望がいいぞ。
頂上に到着。
ここからは海とは逆の内陸部を見渡せた。
悪くはない……。
また、山頂付近には展望台があり、
東京湾の先に富士山が見えた。
けっして悪くはない……。
山頂で昼食を取って3時間30分、5.5㎞の山行だった。
次はさらに短時間で登れる伊予ヶ岳(別名、房総のマッターホルン)へ。
こちらもスタートから30分ほどは広葉樹林帯を登る。
所々2019年の台風の影響が見られるが、
小学校の低学年でも登れるような登山道だ。
(見栄えがしないので写真はない)
ところがどっこい。
尾根にまで上がると突然、岩の鎖場になる。
傾斜は60度近いところも。
ちょっぴり恐怖。
流石に手が使えない泰楽(ゴールデンドゥードル)は無理か。
試しに挑戦。
あららっ!
意外にイケる?
でもこの岩場は、ここから右にカーブして結構続く。
そこで泰楽は下の登山者の邪魔にならない場所で待ってもらうことにした。

房総のマッターホルン!
気持ちのいい断崖絶壁だ。
絶対に落ちないと分かっていても、
かなり恐怖を感じる高度感。
ほとんど休憩なしで1時間30分、2.3㎞。
手軽なのに「登った感」がある。
千葉県の山も悪くはない。
これからの紅葉も楽しみだ。