混雑知らずの秘境で大型犬と1泊2日の川遊び
2025年7月5日、午前中は那珂川の黒羽エリアをカヌーでダウンリバーした。
その様子はこちら↓
https://large-dog.iehikaku.com/archives/10139
午後は秘密の那須の清流で川遊びだ!
ここは最低地上高が高いSUVでないといけない場所。
過去に出会ったクルマは、ジムニーとランクルしかいない。
それだけ手つかずで、透明度は関東ではトップクラスだ。
調子がいい日は15m以上見通せる。
早速、川遊び開始!
目指すは飛び込みができる深さ2mの淵だ。
我慢できずに潜る。
前日は大雨が降った。
なので水中には木の葉が舞い、透明度は7~8m。
残念!
だが、もっと残念なことがある。
それは水温だ。
ここの水温は真夏でも水温14℃くらい。
サーフィンならグローブが必要な温度。
当然ながら冬用のウェットスーツを着て遊ぶ。
それでも1分も潜ると手の平がコンクリートに叩きつけたようにじんじんしてくる。
冷てぇ~!
熊こえ~!
叫びながら進んでいたら、突然目の前をかわいらしいワンコが走り抜けた。
野犬??
すると後ろからニコニコした「こんにちは~」おばちゃんが登場。
こんな山奥に人間?
仙人?
でも、おしゃれな長靴を履いている――。
お話をすると、ご近所の住む方だった。
ご近所といっても5~6㎞離れているけど。
途中までクルマできて、犬と遊んでいるとのこと。
こんなところで地元の人に会えるなんてラッキー。
近隣のマル秘ネタをたっぷり教えてもらった。
そんなこんなで、太陽がだいぶ西に傾いてしまった。
大至急、淵に向かう。
最近の淵は、日本全国どこでも砂利で埋まりつつある。
豪雨多発と山の保水力低下が原因だろう。
この淵は、3年ほど前まで横10m・奥行5m・深さ2mの天然プールだった。
それがどんどん埋まって、今は奥の幅1.3mだけが深さ2m。
しかも飛び込み台の岩が崩れて登るのが大変。
飛び込み台の上から。
水面が緑色に見えますが、それは日光が当たってないから。当たればクリスタルブルーに輝きます。
なんとか登って飛び込みを繰り返す。
気持ちいい~!
泰楽は飛び込む瞬間だけ心配するが、私が沈んでいくと「もう諦めました」とおもちゃで遊び始める。
一方で、嫁さんが泳ぎ始めると身体を張って助けに行く。
どういうこと!?
さらに進んだら、水が湧き出している淵があった。
白い砂にクリスタルブルーの水。
漂白したように汚れないヤマメが群れていた。
水がさらに冷たくてカメラが手振れしまくり――。
この日は、このまま河原で車中泊。
23時に就寝。
5時17分起床。
真っ白な朝日。まぶしい緑。澄み切ったせせらぎ。
正しい夏の清流の朝。
丸ごとバナナを頂く。
8時20分、沢登り開始。
目的は嫁さんを流れるプールで満足させること。
私の川遊びの一番の楽しみは飛び込み。
それは昨日に堪能済み。
なので今朝は彼女が主役。
泰楽と遊びながら進む。
彼はこの瞬間が一番楽しそう。
水深がずっと膝くらいなので、永遠におもちゃを投げながら歩ける。
倒木の根の下にイワナの巣を発見。
20cmクラスが7~8匹群れていた。
結局、片道750mで3つの天然プールがあった。
どれも水深1m以下なので飛び込み不可。
それでも嫁さんは大満足。
こんなに美しい水中を眺めながら泳げるから。
でも、泰楽はそんな嫁さんが心配で仕方がない模様。
なぜ、俺を心配しない??
帰りに地元のおじいさん(釣り師)と長話。
秘密の淵を2つ教えてもらう。
帰りに寄ったら全部嘘だった――。
というか、30年前に見た光景だったのだろう。
とにかく、嫁さんは晴天とプールで大満足。
たった往復1.5㎞でも前回の白沢↓と同じくらい気に入ってくれた。
https://large-dog.iehikaku.com/archives/10086
泰楽のライフジャケット 先代犬から10年以上使用しています。
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