雨天なのに信じられない透明度!
水位:神野0.93m
夏が大好きだ。
でも人混みが嫌いだ。
だから夏休みは個人事業主になってからずっと9月の上旬にいただくことにしている。
最近は9月でも残暑が厳しいし、夏を締めくくる旅にはちょうどいいのだ。
ところがばってん!
いつもいつも、いつもいつも、9月の上旬は台風が来やがる。
今回(2022年)もそうだった。
9月8日に行こうかと思っていたら台風。
仕方なく仕事をやり繰りして15日に行こうとしたら、またまた台風接近中……。
しかしながらなんとか2泊3日中、前半の2日は晴れ間が見られそうだ。
と、いうことで14日の仕事を終えた21時52分出発。
行き先は心の師匠である野田知佑さんの終の棲家となった徳島県の日和佐川だ。
とはいえ、日和佐川はカヌーを漕ぐには常に水量が足りないようなので、
初日はちょっと南にある海部川を下ることにした。
こちらは仁淀川以上に高い透明度を期待できるらしいのでワクワクだ。
なお、野田知佑さんについてはこちらを読んでほしい↓
https://large-dog.iehikaku.com/archives/2382
嫁と運転を2回交代し、翌朝8時7分に海部川到着。
走行時間10時間15分。
2時間半&2時間運転で、疲労は仁淀川(11時間30分)よりもかなり少ない。
ゴール予定地は神野の堰堤の手前。
クルマで河原に下りてクルマ回収用の折りたたみ電動自転車↓を置く。
スタート地点となるはずの皆ノ瀬で河原に下りるところが見つからずオロオロ。
仕方なく河原に重機を乗り入れて工事をしているおじさんに声をかける。
すると河原に入っていいとのこと。
言ってみるものだ。
晴天&気温27℃。
これで四国は3度目だが一番天気がいいかも。
気持ちよく着替える。
9時15分スタート。
急に雲が多くなる。若干の霧雨。
100m進むといきなりクリスタルブルーの淵。
大至急飛び込みたいが小雨が降りはじめたうえに、ウェットがロングジョン(ノースリーブ&長ズボン)なので寒くなる予感。
ダッシュでクルマに戻りタッパー(長袖の上着)を着る。
戻ると嫁がシュノーケルマスクをつけたまま
「うがうがうが~~~っ!」
泰楽(ゴールデンドゥードル)が犬かきをしながら
「ふがふがふが~~~っ!」
と大興奮して私に何か訴えていた。
その瞬間
ピピピッ!(すぐに潜れ!)
と理解。
すぐに大至急それに従う。
鮎の嵐嵐嵐ーー
常に視界の中に10匹程度の群れが入る。
しかも漕いでいるときは小雨(空が暗い)だったので、
「これなら仁淀の方が上でしょ~?」
と思っていたが潜ってみると透明度バツグン!
視界が10mは突き抜ける。
この天気でこれだけ透きとおっていれば、本当に仁淀川以上かもしれない。
淵の深さは2m30m。
水深計↓
飛び込み用の岩が2か所。
潜る、流れる、飛び込むを繰り返す。
もうこのまま漕げない予感……。
コメント
インスタ、見ています。
台風の隙間をすり抜けて
野田さんを偲ぶ四国遠征に行ってたんですね。
海部川、漕ぎだす前からすでにめっちゃ楽しそうです!!
ブログ並びにインスタをご覧いただきありがとうございます!
海部川のときは、天気はかなりイマイチでしたが、
川の実力が高すぎて満足できる川下りになりました。
今回の四国遠征は最初から最後まで期待以上の楽しさで、
1週間以上経った今も気がつくと「あの淵最高……」とか思い出してしまいます。
ぐりこさんの参考になれば幸いです。
今後もインスタともどもよろしくお願いいたします。