人が少ない・紅葉豪華・手軽なコース
7月、8月は
「カヌーだぁ!」
「淵だぁ!」
「飛び込みだぁ!」
「花火だぁ!」
「クワガタだぁ!」
と夏のイベントで頭の中がいっぱいになる。
そして9月に入ると、
「あぁ~、あの瀬は楽しかったなぁ」
「あぁ~、あの淵は深かったなぁ」
「あぁ~、あの飛び込みはスリル満点だったなぁ」
「あぁ~、あの花火はきれいだったなぁ」
「あぁ~、もっとデカいクワガタ採りたかったなぁ」
と夏の余韻に浸る毎日が続く。
ところが10月になると状況は一変する。
「もう、そろそろではないか?」
「あそこは赤くなったのではないか?」
と紅葉前線が気になりだすのだ。
昨年(2021年)も川や山へ行って、紅葉にどっぷり浸かってきた。
だが、ありがたいことに当時は仕事に追われて、ブログに残すことができなかった。
そこで1年遅れで昨年の尾白川渓谷(山梨県)の思い出を記したいと思う。
ちなみに過去最高に家族全員が狂喜乱舞した紅葉体験は、2020年10月31日に行った紅葉台&大平山(山梨県)だ。
そのときの様子はこちら↓
https://large-dog.iehikaku.com/archives/67
あの極楽浄土のような風景を上回る地点が地球上にあるとは思えないが、はたしてどうだったのでしょう!?
11月6日10時10分、尾白川渓谷駐車場に到着。
ラスト1台でぎりぎり入れる。
ここは尾白川渓谷だけでなく、日向山や甲斐駒ケ岳への出発地点でもあるので大人気だ。
10時20分、標高770mからスタート。
100mで駒ヶ岳神社。
その先に吊橋。
そこから100mで千ヶ淵に到着。
ここまではハイヒールでも行けちゃう。
それなのに全国レベルの大絶景。
これですよ↓
デッカい2段の滝。
その周りの紅葉は、どピーク!
写真を撮りまくる。
そこからは本格的な登山道に突入。
先行者1組。
沢沿いのはしごなどを進む。
結構険しいが、視界に入るのが黄金色を中心とした紅葉とエメラルドグリーンの渓流だけなので、
テンション上がりっぱなしでぜんぜん疲れない。
黄色、橙色、紅色、黄緑、深緑ーー。
錦に囲まれながら数百m。
高さ3mくらいの滝に出る。
滝つぼは大きな淵。
透明度バツグンで紅葉に囲まれている。
しかも対岸には赤いモミジも多い。
清流&紅葉部門では過去最高のシチュエーション。
しかもその上にも滝があった。
ただし、景色は下のほうがいい。
ここから先は、旭滝以外は水辺に下りられず。
それでも対岸の色彩豊かな紅葉にワクワクしながら歩く。
旭滝には、コースを外れて下りて行かなければならない。
それなのに風圧だけのつまらない景色。
行かなくてOK。
百合ヶ淵はコース途中の遠く見下ろす深い淵だった。
この辺りからコースの難易度アップ。
急登のロープ場あり。
そしていよいよ今回の目的地である神蛇滝が登場。
雄大な三段の滝が美しい錦秋に囲まれながら落ちている。
その神秘的な迫力は一見の価値あり。
標高970m。
この時点で2時間30分を費やし、12時40分だった。
その先で紅葉に囲まれて昼食。
13時30分、尾根コースから下山開始。
ここから先は沢が見えず。
でも見上げる対岸の山肌の紅葉は見事。
最後に再度千ヶ淵を味わって、14時30分ゴール。
5.2㎞、かなりゆっくり歩いて4時間10分の山行だった。
最上級の景色を楽しめたのに人に会ったのは2組のみ。
人少ない。紅葉最高。手軽なコース。
切り取った風景の空前絶後ぶりは大平山近くの高台に敵わないが、コースとしての完成度はこちらのほうが上。
なのでリピート確定です!
帰路では尾白の湯に浸かり、近くの酒蔵によって大好物の七賢を購入しました
(犬も入れてくれた!)
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