大型犬とカヌー「アオダイショウのような群青巨大ミミズに震え上がる」気田川(静岡県)

日本は西へ行くほどアウトドア天国
水位:犬居60㎝

8月最後の週末は気田川(静岡県)へ。
ゴール地点の気田川橋は大水で河原がならされて入りやすくなっていた。
スタート地点はボロバス。
その先がちょうどがけ崩れで通行止めになっていた。

936分スタート(家を出て5時間後!)。
大雨から
2週間経っているのに透明度50㎝。
速足のスピード(時速6~7㎞)で進む。

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気温は36度予報。
嫁と代わりばんこで泳ぐ。

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泰楽(ゴールデンドゥードル)は嫁にだけ付いて行く。
とにかく心配なのだそうだ……。

瀬は1級強が23か所。
潜って遊ばないのでスイスイ進む。

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1時間47分・7.5㎞。チャリは20分・5.5㎞。
ボロバスで地元カヤッカーとしばらく話しをする。

キャンプ地を探しに都田川へ。
大きな淵沿いの駐車場には先客20台。
林道堀谷沢線(大滝)へ行ってみたが、キャンプ適地なし。
コロナ禍で川遊びをする人が激増。
特に都田川は人が多すぎなのでもう行くことはないと思う。

大至急違う川へ。
15時半到着。
支流でシャワークライミング開始
17時半まで家族で遊ぶ。。
20㎝オーバーの魚はアマゴ1匹のみ。

河原でキャンプ。
去年60mmのヒラタクワガタゲットした木にはカナブンのみ。
キャンプ地近くの柳にはコクワ2匹のみ。

暗くなるとキャンプ歴最高クラスの星空。
「チリチリ、チリチリ」と瞬きさえ見えた。
酔った勢いもあり家族全員うっとりタイム。

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21時くらいに家族でクワガタ採り行くが、
チビヒラタを1匹見ただけ。
蚊帳付きランタンにもカナブンしか来なかった。
23時就寝。

6時起床。
川にはすでに鮎の餌釣り師が4人。
17㎝くらいのを20分おきくらいに釣っていた。

朝食はコンビニで買った甘いサンドイッチのホットサンド。
パンと甘さの相性が良くないし、具はこぼれるし、で失敗。

8時55分に支流へ移動。
前日のさらに奥からシャワークライミング。
そこそこ深い淵が数個あった。
魚は20㎝以下のアマゴが数匹。

途中で遥か彼方の山頂の方から流れ落ちる支流を発見。
その奥深さはジュラシックワールドの世界。
冒険家の嫁が大はしゃぎで岩に登ろうとするが急すぎて断念。

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それでも挑んだこと自体にご満悦の様子。
支流の合流地点の淵で25㎝のアマゴと遭遇。

さらに川をさかのぼると橋の近くの水中に1mくらいの蛇が。
「水中に蛇?」
「死んでいる?」

気持ち悪いと思いつつ、
その見たことのない色が気になった。
濃い青。

「群青の蛇?」
「アオダイショウが水中にいるとこんな色に見える?」

恐る恐る近づいた。
すると、

👀👀👀👀👀👀👀

💦

なんと巨大なミミズだった。
しかも明らかに動いている。

一瞬にして鳥肌が全身に
ぶつぶつぶつーーーーーっ!

心臓が
どきどきどきーーーーーっ!

5m後ろにいた嫁の名前を叫びながら、
脛を岩に強打しつつ河原に飛び上がった。

後で調べたところ、
このお化けのような生物は

シーボルトミミズ

というらしい。
wikiによると西日本に生息する日本最大のミミズで、
青紫色の光沢を持つ。

間違いないコイツだ。
関東育ちのボクちゃんは名前さえ知らなかった……。

とはいえ、体長は最大で40㎝とのこと。
しかし私が目撃したヤツは絶対に1m近くあった。
もしかしたら捕獲してテレビ局に持ち込めば、
ギネスブックに名を残せた??

いやいや絶対に無理。
たとえ1億円積まれててもアイツには触れない。
もう二度と会いたくない。

その後は何とかお化けの幻影を振り払おうと思い切り家族で遊んだ。
このコースにある淵は全部で3つ。

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真ん中の淵が一番広くて川底も平坦なので危険がない。
しかも滑り台付き。
そこで飛び込みしまくった。

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珍しく泰楽もできた。

冒険家の嫁は変なところで滑り台をしようとして膝を強打。
大量出血をした。
ウェットスーツを着ていなければどうなっていたのか……。

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↑事故の瞬間……。

往復2時間のシャワークライミング。
みんな大満足!

しかし、クルマに帰って着替えていたら、
嫁は足に3匹のヒルが付いていた。
自分の首にもいた。
泰楽のブーツは大きすぎて回ってしまい、ボロボロになった。

とにかくこの支流は

「透明度高い」「魚多い」「淵多い」「なにより水温が高い(2時間ならなんとかタッパでOK)」

ので最高でした。
やっぱり日本は西に行けば行くほど生物が多彩で水温も高い。
できれば引越しをしたい。

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