カヌーの後は秘境で川遊び!
水位:佐貫(上)3.13m
今年の梅雨は特に雨が多い。
昨日も雨。
今日も雨。
明日も雨。
ずーっと雨。
梅雨の晴れ間というものがまったくない。
もうガマンできない!
天気予報を確認すると日光方面は16時まで曇り。
そこで1泊キャンプをあきらめて日帰りカヌーをしに行くことにした。
コースは鬼怒川上流部。
篭岩から佐貫観音までだ。
前回は中流を下ったが、
「そちらは鮎釣り師が多い&さらに透明度が高い場所を下りたい」
ということでこちらを選択した。
一般的にはそのすぐ上流の「篭岩の瀬」をやっつけてスタートするようだが、
のんびり派(瀬は2級まで)のわが家にはハード過ぎる。
ちょうど瀬が終わった地点から出発した。
流れに乗ると周りは予想以上に巨岩・奇岩の連続で飽きない。
しかも中流と違って透明度は御岳(多摩川)並みにいい。
ただし、瀬は中流よりも少なく、基本的に優しい。
たまにある瀬もこの程度↓で恐怖はまったく感じない。
(春先の増水時は怖いです)
その中でも最大の瀬が迫ってきた。
嫁は安全のために下船。
息子(ゴールデンドゥードル)と2人で突っ込むことにした!
👀👀👀👀👀
でも、瀬に入った瞬間に「するり」と逃げ出しやがりました💦
その運動神経があれば余裕で越えられるのに……。
あとは基本的にのんびりコースなので、嫁と代わりばんこで、ぷかぷか浮きながら下った。
泰楽は私が飛び込むとカヌーの上で「じーっ」と見ているが、嫁が飛び込むと必ずついて行く。
「嫁を守るため」と自分に言い聞かせている。
でも、実はさびしい……。
水はかなり冷たく、魚はいない。
ここも御岳に似ている。
不安だった釣り師は全行程で3名程度。
まったく気にならなかった。
潜って分かったがここには鮎がいないからだろう。
そんな感じで6.66kmを2時間4分かけてゴール。
瀬の楽しさは下流の方が上。
とはいえトータルとしては「奇岩+透明度よし+適度な数の瀬」で那珂川中流よりは楽しい。
水量はちょうどよく、歩くことはなかった。
ダウンリバーの後は大至急、那須の秘密場所へ。
そこは私が知る限り関東でもっとも透明度が高い川だ。
(大芦川より上)
到着したのは午後2時。
4時には雨が降る予報なので急いで遊ばなければならない。
だが……。
どうも去年あたりから川底の岩に黒いコケが付きはじめて、
若干気味が悪くなっている。
そこで支流へ移動すると期待通りの風景が広がっていた。
うっひょ~~~!
家族全員で飛び込む。
嫁さんと私はシュノーケリングに夢中に。
10㎝前後と小さいが、たくさんのヤマメが群れている。
天然の水族館だ。
正直言うと私はカヌーよりこちらの方が楽しい。
ところが一人だけテンションの低いヤツが……。
泰楽は泳ぎ始めて3分後にはガタガタ震えはじめて、
浅瀬でぽつーんとたたずむようになってしまった。
気温25℃。水温15℃。
2人の人間はウェットスーツ(嫁さんはフルスーツ、私はドライスーツ)。
8㎜バリカンで刈ったばかりの泰楽にはキツ過ぎたか!?
なのでぜひ、暑い日に再度訪れたい。
でも、ここも含め関東以北の渓流は、梅雨明けするとアブの嵐がやってくる。
なので真夏なったら静岡の清流を攻めようと思う。