すんなり乗船できるのか?
水位:大光寺―3.63m
我が家の犬は必ずアウトドアを楽しまなければならない。
具体的には
・カヌー
・川遊び
・トレッキング
・雪山登山
・キャンプ
だ。
先代犬(バーニーズマウンテンドッグ)は、
ほぼ完璧にこれらをこなした。
特に山に関しては、さすがに「マウンテンドッグ」で、
そそり立つ岩場でもへばりつくように登っていった。
さて、二代目犬はゴールデンドゥードルである。
・遊び好きなゴールデンレトリバー、
・運動神経バツグンのプードル
この血を引くこの息子(泰楽)は、はたしてアウトドアを満喫できるのか?
生後8ヵ月を迎えて骨格がしっかりしてきたことと、
4月になって暖かくなったので、
いよいよカヌーデビューさせることにした。
とはいえ、クルマ酔いは相変わらず。
そこで向かったのは我が家からクルマで2時間弱と近い栃木県の思川(おもいがわ)だ。
ところが東北自動車道で原因不明の渋滞に遭遇。
さらにナビにセットしてあったにもかかわらずスタート地点が見つからない、
といったアクシデントに見舞われて、結局到着まで3時間を要してしまった。
そのため、スタート地点で息子の様子を見ると足元がゲロだらけ

息子よ、すまん。
大至急ライフジャケットを装着させると同時に、
インフレータブルカヤックを膨らませた。
バーニーズと違ってアウトドアウェアがイマイチ似合わない気がする……。
しかし……。
まさかの穴あきカ所発見。
インフレータブルカヤック=ゴムボート
なのでこれでは泥船となってしまう。
またまた大至急トラックの幌を修繕するテープを貼って、
その場を切り抜けた。
さて、ようやく出発の準備は整った。
息子よ、乗船だ!

ところがどっこいカヤックを怖がってぜんぜん乗ろうとしない。
嫁が全力で引っ張ってもテコでも動かないのだ。
「嫁だと甘えていやがるな」
そこで私が「うおらぁ~」と持ち上げて乗せた。
今回のコースは、
栃木県小山市の大光寺橋下流の河原からJR小山駅手前の河原までの約6.3km。
流れがかなり緩いので、
のんびり景色を眺めながら行こう。
で、泰楽くん、はじめて見る船からの景色はどうだい?
嫁にへばりついたまま、
ぜんぜん前を向こうとしない。
それじゃ嫁がぜんぜん漕げないんですけど……
それじゃ嫁がぜんぜん漕げないんですけど……

(結局息子はこの体制のままゴールに到着してしまった)
せっかくいい景色なのに……。
思川はカヌーをする川としては有名ではないかもしれない。
実際に今回が3回目のツーリングだがお仲間は見たことがない。
そもそも川に人があまりいない。
いたとしてもほとんどがバス釣り師。
鮎の季節になってもちらほらという感じ。
とはいえ、のんびり下るには持ってこいの川だ。
スリリングな瀬は皆無だが、
カヌーに浮いていれば民家などほとんど見えない。
しかも途中で奇岩地帯があって、
なかなか楽しめる。
雰囲気はカヌーで有名な那珂川に似ている。
那珂川の規模を半分にした感じだ。
画像を見ると透明度は高く感じるが、
これも那珂川レベル。
透明度2~3mといったところか。
しかも今回はしばらく雨が降ってなかったようで、
川底の石に藻がびっしり付いていた。
とても泳ぐ気にはなれない。
そして、大雨の後以外はいつも水量が足りない。
この日の水位は大光寺ー3.63m。
少なくても―3.5mないと頻繁に歩くことになる。
今回も3~4回は歩いた。
息子は水に対しては抵抗がないようでタッタカ歩く。
途中で人(犬)生初の泳ぎも見せた。
乗船人数が少ないとカヌーが浮く場所もあるので、
そんなときは息子を慣らすために放置プレイ

こんな感じでどんぶらっこっこと流れて約2時間半。
大した事件もなくゴール地点に到着。
息子のデビュー戦としては、
落ち着いていて最適な川でした。
さて、次は大至急チャリンコでクルマを取りに行き、
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