最後に富士山どっか~んで過去イチ楽しい旅に
水位:北松野-4.88m
9時30分、十島の発電所前に到着。
カヌーを担いで河原を100mくらい歩く。
9時55分スタート。
発電所から放水しており、普段より40㎝くらい水位が高い。
ほぼ濁流で透明度10㎝。
だが、臭いはない。
早歩きのスピード。
橋の手前に2級の瀬。S字で結構な難関。
嫁さんは撮影担当。私だけ後ろの船長席で漕ぐ。
突き当りにテトラあり。
ぎりぎりセーフ
その先は嫁さんが船長席で漕ぐ。
高さ1mの瀬を漕破。
その後も、嫁さんが単独で2級の瀬をやっつける(私は前の席で撮影係)。
富士山の雪は、ほぼ無し。
6㎞、1時間24分でゴール(稲子川合流地点)。
嫁さんは自力で2級の瀬をトータル2つ越えて上機嫌。
なにより、なにより。
北上して支流でキャンプ。
支流といっても河原の幅は100m以上。
しかし、水深30㎝なので歩いて渡り、さらに支流へ遊びに行く。
橋桁の下に子アマゴ2匹。
その橋からシャワークライミングスタート。
すぐにどうにもならないゴルジュになる。
そのため脇の林道から迂回。
高さ2mの堰堤の先に2mの滝。
ゴルジュに張り付いて進む。
「泰楽には絶対に無理!」
と思ったが、息子は忍者のように「たたたっ!」と通過
総距離約200mで双子の大滝に突き当たった。
水量は昨年の倍。
滝の勢い風速7m。
滝つぼから5mくらいのところまで近づくと
「ぶわぁっ!」
という風圧とともに
「びしびしっ!」
と水滴が顔面に当たる。
気持ちいい~~~
「うっひょう~~~っ」
嫁さんが絶叫。
シャワークライミングは行き(登り)より、帰り(下り)の方が滑落しそうで怖い。
なので帰りのゴルジュでは、あえて途中の安全そうな場所では泰楽を突き落とす。
(ビビッて先に進まないから)
自分たちも滝つぼに落ちて流される。
帰りの林道でヤマビル被害多数。
(着替えるときに血だらけに気づく)
でも、嫁さんは大満足。
2級の瀬より沢登りの方が楽しいらしい。
(私は滑落恐怖症。なので潜る方が楽しいけど……)
戻って河原でキャンプ。
周辺に流木多数で薪に困ることなし。
ホタテのアヒージョは食べながら具を足していくのが楽しい。
鹿肉はタレより塩が旨い。
フルーツ入りのホットワインも成功。
ブルスケッタは生バジルで歴代最高の味に!
無人&満天の星で最高の夜になった!
翌朝は軽く「富士山どか~ん」の登山へ。
9時35分、浜石岳の登山口に到着。
登山道の3分の2は舗装道路だった。
しかも森の中の登山道で暗い。
でも野鳥(ウグイス中心)は多い。
わずか33分で山頂到着。
駿河湾の左手に富士山どっか~~~ん!
360度の大パノラマ。
期待以上の大絶景に家族全員大はしゃぎ。
嫁さんに許可を得たうえで山頂でビールをぐびぃ~~っと飲む。
帰りはオール車道で下山。
楽。
合計1時間24分・3.1㎞。
次回は山頂付近に桜多数だったので春に登りたい。
帰路の高速に乗る前にうな重と桜エビの卵丼をいただく。
さらに東名高速の駒門PAで湧き水汲み。
トータルで過去最高レベルの楽しい旅だった。