山梨の清流を新規開拓!青く澄んだ淵で愛犬と川遊び&沢登り

SNSフォロー(インスタは、ほぼ毎日更新)

青い天然プールと4mの滝が待ち受ける秘境!
2025年8月2日

午前中は富士川をダウンリバーした↓
https://large-dog.iehikaku.com/archives/10355

午後は移動して新規開拓した場所で川遊びだ!
新規開拓の方法はこちら↓
https://large-dog.iehikaku.com/archives/4836

下界の気温は34℃。
ここは26℃。
クルマから降りた瞬間に、このことを体感する。
脇の下と頬を涼しい風が吹く抜けるのだ。
それだけで嫁さんは上機嫌。

14:15分、沢登り開始。
と思ったら山賊風の若者3人に会う。
(よれよれのTシャツにサンダル姿)
全員移住者で今回は探検に来たという。
彼らは事前にこの場所のことを地元の人からこう聞いたそうだ。

「小学生のときに親に連れて行ってもらっただけ。地元の人でもほとんど行かないよ」

なんて素敵なコメント。
ワクワク度がグンっと上がった。

誰も来ない理由は水が冷たいから。
案の定、彼らは足を川に浸した瞬間に
「ひゃっ!」
と叫んで帰っていった。

なお、彼らからはホタルの穴場を教えてもらった。
6月になるとゲンジボタルが天の川のように乱舞するとのこと。
もう来年が楽しみで仕方がない。

さて、改めて沢登り開始。
嫁さんは初冬用、私は晩秋用のウェットスーツ、泰楽は1着しかないウェアを着て臨む。
といっても、実際は泰楽との散歩を兼ねた川遊びだ。


一歩踏み出して嫁さんが歓喜の声を上げた。
「なにここ! 岩が大きいのに傾斜が緩くて歩きやすい!!」
「しかも、ほかと違って日が当たって明るいじゃん!!」
このような渓流の多くは、森に囲まれて日中でも暗い場所が多いのだ。


私がうれしかったのは、何より透明度が高いこと。
おそらく15m以上透けて見える。
これは関東甲信越ではトップクラスだ。
(阿寺渓谷には適いません)

その代わり、やはり水が冷たい!
推定14度。
水質も水温も木の俣川(栃木県)と同レベル。

私のウェットだと、潜るたびに首から水がつつつーっと入ってきて震えあがる。
一方で首が防水仕様の嫁さんは笑顔爆発を続けている。
彼女は、富士川で熱中症寸前になっていた。
ここで立場が逆転。
人生ってバランスが取れているんだね――。


しかしながら、私にとって川遊びとは潜ること。
歯を食いしばって潜り続ける。
チビイワナ多数。

水温と並んで気になるのがアブだ。
スズメバチのようにトラ模様のデカいやつが定期的に突進してくる。
でも我々はウェットスーツを着ているので基本平気。
(最後の最後で嫁さんが顔を齧られました)


ガシガシ進んでいく。


そして、200mほど進んで気づいた。
この川は50mごとに美しい淵がある!
青く透き通った泉のような淵が連続しているのだ。
どこを切り取ってもカレンダーの日本庭園のよう。
天然プールが大好物の嫁さんは、上機嫌が止まらない。
ただし、ほとんどの水深は1m以下だった。


それでも飛び込み可能は2か所。
1つは、この水深1.5m。
でも飛び込み台の高さが60㎝しかない。

泰楽と一緒に飛び込みたかったが、彼は水が冷たすぎて後ろ向き。
私が飛び込むと、大至急母親のところへ走っていった――。


もう一つの飛び込みスポットはここだ。


高さ4mの滝!
この滝つぼからは真夏の熱風が吹きつけてくる。
水が冷たすぎるので心地いい。


ここの飛び込み台の高さは1.6m。
でも肝心の水深が1.3mしかない。
なので足を折って飛び込む。
それでも楽しい~!
だが、水が冷たすぎて、いつものようにベルトコンベアのような連続飛び込みは不可。


大迫力の滝だが、意外に脇から簡単に登れる。

スタートして300mで流れがYの字に。
右側は涸れている。
おそらく伏流水。
左に行くと幅が3mに。
細い。
つまらん。
ここまでで2時間を費やした。
Uターン。

この日は川の近くで車中泊。
花火&クワガタ採りをしたかったが、21時に寝落ち。
残念!


翌朝7時33分、今度は沢下り開始。
やる気満々の嫁さんはヘルメットを装着。
上流以上にド迫力の岩場。
でも意外に足場があって行けちゃう。


ただし、淵は上流よりも少ない。
飛び込みできる淵は、この1か所だけ。
しかしながら今回最大の20mの天然プール。
水深1.8m。
飛び込み台の高さは2m!
最高!
だけど、やはり冷た過ぎてはしゃぎ切れない。


その下流も最上級日本庭園の連続。
上流より岩が大きく、森の囲まれ感も強いので、秘境感はこちらの方が上。

だが、嫁さんも私も淵が少ないので上流の方が楽しかった。
なのでこちらも300mでUターン。

トータルで嫁さんは大満足! 
先日大絶賛だった白沢(静岡県)↓どころか、四国を入れても1番気に入ったと、片目を腫らしながらも小鹿のように跳ねていた。
(四国では、いつも鮎突きに夢中で沢登りをしていない)
https://large-dog.iehikaku.com/archives/10086

理由は「ヤマビルがいない!」「緩斜面の登り」「大岩」「明るい」「淵が青い」。
したがって新規開拓成功!
次回(来年)は冬用のウェットスーツ持参で、ホタル見学とセットで楽しもうと思う。

ブログ更新通知の配信方法が変わりました。

これまでのプッシュ通知(Push7)は、2025年7月をもって終了しました。
今後の更新通知は、LINE公式アカウント にてお届けします。
毎回、大型犬と楽しむ登山・カヌー・川遊びなどの情報を発信しています。    

※通知は無料・ワンクリック登録。更新情報のみを配信します。

大型犬と川遊び山梨県の川
シェアする
SNSフォロー(インスタは、ほぼ毎日更新)
スポンサーリンク

コメント