「紅葉のトンネルをくぐり青く輝くカワセミを眺める」香澄公園(千葉県習志野市)

やはりここは千葉県の紅葉の穴場だった!

紅葉を眺めていると心が落ち着く。
生まれ育った故郷に帰ったような穏やかな気持ちになる。

そこにもみじの紅色が加わると、さらに貴重さが増す。
心が弾むようなわくわくが加わるのだ。

だから秋になると、私の中の紅葉レーダーが常に稼動することになる。
「今頃はあの山が色づき始めたな」
「ならば2週間後はあの山が真っ赤になるな」

そして毎年、紅葉シーズン最後の目的地となるのが千葉県習志野市の香澄公園だ。
香澄公園の紹介記事↓
https://large-dog.iehikaku.com/archives/8334

香澄公園の紅葉の見頃は、例年12月初旬。
しかしながら2024年は、風邪を引いたり、茨城県の山へ紅葉狩りに行ったりで12月中旬となってしまった。
はたして紅葉は残っているのか?


2024年12月14日、自転車で出掛ける。
到着前にすでに紅葉だらけ。
これは期待できる!?


自転車置き場は、2ヶ所ある駐車場のうち管理事務所がある方。
向かって右側の駐車場だ。


香澄公園の紅葉エリアは、この駐車場から幕張方面へ進んだ花菖蒲園の先、「習志野の森」だ。
上の図のさらに右側になる。


途中にバーベキュー場(要予約)がある。
当日は12月にもかかわらず3組がお肉をジュージューしていた。


実は、見どころは花菖蒲園の手前にもある。
ラクウショウ(ヌマスギ)の森だ。
見た目はメタセコイアにそっくり
黄金に輝く紅葉の具合も瓜二つだ。


そこから明治神宮から株分けされたという花菖蒲園を過ぎ、鴨が羽休めしている池を渡ると……。


紅葉地帯である習志野の森が広がっている。
う~ん、やはり1週間以上遅かった模様。
3割ぐらい落葉している。


だが、ここの広さは200m×50mくらいある。
探せばいくらでも目が覚めるような美しさの錦秋に出会えた。

「カーン!」
ここで親バカタイム開始のゴングが鳴った。


泰楽を思いっきりぶりっ子させたり、


枯葉に埋めたりして息子のかわいさを引き出そうと頑張る。


泰楽も私たちのテンションが高いので最初は
「そういうもんなの? だったらボクちゃんもがんばっちゃうよ!」
と付き合ってくれた。


ところが、段々と
「ボクちゃん紅葉わかんないもん! 棒の方が好きだもん!」
と主張し始めた。


そして「これ投げて!」とぶっとい棍棒を持ってきた。


嫁さんは「そんな重たいもの投げられるか!」と逆切れ。
親子喧嘩が勃発。

まぁまぁ、と2人を落ち着かせ錦秋のトンネルを散歩。


家族全員がご機嫌になった時点で、終点の習志野の森広場に到着した。
ここから習志野の森へ小川が流れている。
Uターン。


花菖蒲園の脇の池では、きらきらとコバルトブルーに輝くカワセミが獲物を狙っていた。
その距離3m。
こんなに近くでカワセミを見たのは初めて。

香澄公園は紅葉だけでなく、カワセミ観察の穴場でもあった!

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