登山コースが崩壊していました……。
※この記事は2018年11月下旬記事のリライトです。
11月下旬、多摩川をカヌーで下った↓後は、どうしても目に焼き付くような紅葉が見たくて鳩ノ巣渓谷へ。
https://large-dog.iehikaku.com/archives/36
ネット情報によるとそこは奥多摩ナンバーワンの紅葉スポットらしい。
鳩ノ巣駅前駐車場は20台くらいしか停められず満車。
路駐も多数。
困り果てていると駐車場の奥に停めたおじさんがスペースを譲ってくれた。
古里駅(寸庭橋)に向かうトレッキングコースに入る。
すると初っ端に渡った橋からいい感じ。
これは期待できる!
ウキウキで歩を進めた。
ところが橋を渡ってからは、いつまでたっても杉林ばかり。
どうも様子がおかしい。
そのままとうとうゴール地点である寸庭橋に到着してしまった。
話が違う!!
アウアウしながら通りすがりの地元の女子中学生に「どうしても紅葉が見たいです。どうすればいいですか?」とお尋ねした。
するとどうやら鳩ノ巣から古里(下流)に向かうのではなく、上流の数馬峡橋へ向かうのがお勧めということが分かった。
慌てて引きかえし、遭遇したのがこの景色
見頃は若干過ぎていたようだが、まぶしいほどの紅葉だった。
どうにか納得できたので河原のキャンプ地へ。
台風の爪痕なのか、大量の薪が拾えた。
気温はおそらく4~5度まで下がったが、嫁さんは葛根湯と焚き火のおかげで復活。
翌朝は5時起きで高水三山へ。
(といっても三山のうち登るのは岩茸石山と高水山)
まずは三山の中で唯一頂上からの眺望があるという岩茸石山へ向かって7時30分にスタート。
歩くこと15分。
ここでも様子がおかしいことに気づく。
ヤマップの地図を見ながら歩いているのにコースが見つからないのだ。
仕方がないので沢の中を歩く。
ここでなぜか嫁さんと泰楽のテンションがアップ!
泰楽は棒をぶるんぶるん振り回して軽快に登って行った。
一方で私のテンションは下落傾向に。
頭の中で「遭難」「熊遭遇」の2つが交互にちらつく。
そしてついにGPS地図どおりに行っているのに、傾斜角50度くらいの崩れた岩場を登るはめに。
ここでやっとコースが崩壊していることに気づく。
はしゃぐ2人を説得し、なちゃぎり林道経由で高水山からを登ることにした。
スタートから杉の大木が続く。
気持ちがいい。
そして1時間で山頂近くの常福院(お寺)に到着。
真っ赤なもみじがお出迎え。
そこから山頂へは10分。
眺望なし。
岩茸石山へ向かう。
泰楽はクルマ酔いするので朝食抜きだったが元気。
1.2mほどの岩を朝飯前に飛び越えていった。
途中は広葉樹林。
紅葉は終わっていたが、黄色い名残がキレイだった。
高水山から25分で岩茸石山の山頂に到着。
山頂の広さは30m×10mくらい。
ここから奥多摩の山々が、ずとーんと見渡せる。
いいじゃん、岩茸石山!
山頂には先客が10人ぐらいいた。
ほとんどが三山の残りの惣岳山へ進む。
でも我々は「カヌーのついで感覚」なので行かない。
帰りは1時間10分で下山。
トータル2時間45分でした。
山頂でご飯食べるなら3時間30分くらいのコースだろう。
泰楽は、帰宅後に大嫌いなシャンプーをすると燃え尽きた様子だった。
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