絶景と難易度のバランスが素晴らしい山!
2021年3月6日:てんくらA 気温0℃ 風速11m ヤマテン1℃7m 実際は3℃2m
8時8分、唐沢鉱泉駐車場に到着。
駐車している台数は昨年1月の半分で約20台。
余裕で奥に停められた。
8時28分スタート。
積雪30㎝。
すぐに12本爪アイゼンを装着。
気温が高いので樹木の載った雪が解けて雨のよう。
1時間40分・2㎞はずっと森の中。
つまらない。
その後、第一展望台(標高2409m)でいきなり視界が開ける。
気分は明るくなるが展望は霧の中。
分刻みで赤岳や中央アルプスが顔を出す。
そして30分後・2.7kmで第二展望台(2511m)に到着。
突然、西天狗岳がどっかーん!
でもその他は霧の中。
見上げる山頂付近にはゴマ粒のような登山者たち。
登り返しの急登にビビる。
ところが足を踏み入れると雪が柔らかくて意外に歩きやすい。
2回ほど滑ってヒヤリとしたが、基本的にはポール1本あれば余裕。
でも途中で泰楽(ゴールデンドゥードル)は踏み抜いて、しばらく海亀になっていた。
結局、第二展望台から40分で登頂。
3時間10分・3.3㎞。
山頂からは赤岳(2899m)を中心とする南八ヶ岳がどっかーん!
その他の展望も360度あり。
だが、どこも分厚い雲海が続いていた。
とはいえ、中央・北アルプス方面の雲海は青空が覆っていて美しかった。
山頂の登山者はたった10人。
スカスカなので思い切り撮影会を開催できた。
ほぼ無風で気温2℃。
12時ジャストにゆっくりとカップラーメンとカップ汁粉をいただく。
ランチ休憩1時間20分。
1時過ぎからはガスで赤岳も見えなくなる。
下山中は第一展望台から先300mくらいまではトラバースの連続でヒップそり不可。
しかし、それ以降はやり放題。
1カ所だけ2分くらいのロングコースもあった。
午後3時10分・6時間40分・6.5㎞でゴール。
下山時にすれ違ったのは1組の若者グループだけ。
3月の八ヶ岳は雪が解け始めるので不人気の模様。
つまり狙い目だ。
休憩なしなら5時間のコース。
手軽。
標高が高いので達成感も高い。
山頂には大迫力の南八ヶ岳。
だから満足度もすこぶる高い。
なので今まで登った雪山で一番のお気に入りとなった。