乗車後10分で吐きまくり
我が家の息子(ゴールデンドゥードル)は生後4か月。
2カ月半で迎えたが、
そのときからずっとクルマに酔う。
乗車して5分でよだれをダラダラ垂らし、
10分後には胃の中のものを吐く。
ちなみに我が家のカーライフは、
オートキャンプ用に初代アルファードハイブリッドと、
街乗り用に初代TTクーペを使い分けている。
最初にお迎えに行ったのはTTクーペ。
そのときは嫁が助手席で抱っこして、
横浜から千葉まで30分のドライブは平気だった。
(たぶんお腹の中に何も入っていなかった)
だから次の日はトランクに乗せて買い物に出かけた。
以前いたバーニーズが、ずっとそうやって移動していたからだ。
すると最初のカーブで
「キャイーーーン!」
振り向くと息子は「ぐるりん」と転がり、
大量のおしっこを漏らしていた💦
以来、TTクーペには、
乗った瞬間から滝のようによだれを垂らすようになってしまった……。
今朝(1月3日)、撮影のために乗せてみた。すると5秒でよだれだらだら……。
四季を問わず毎週末は海(サーフィン)・山(スノーシュー)・川(カヌー)へ遊びに行く我が家としては大問題。
藁にもすがる思いで酔い止めサプリ「トーラス カーロップ」を買った。
トーラス カーロップ 30ml |
しかし、効果は吐くまでの時間が5分延長した程度。
このままでは遊びに連れて行けない

そのことを犬仲間にお話すると
「クルマ酔いする犬に外を見せたらダメ。
後ろの席に座らせた方がいい」
と教わった。
ちょうどアルファードを使うときは、
運転席とセカンドシートの間に乗せるつもりだったので試してみた。
嫁も後ろに乗り、
TTクーペのように転がらないように支える。
往路は15分。
どうだったかというと……。
よだれはダラダラだったものの、
なんとか吐かずにいられた。
明るい兆し!?
でも、復路は「あと2分」というところで吐いてしまった。
「これは薬に頼るしかない」
人間の子ども用の薬である「センパア プチベリー」を試すことにした。
【第2類医薬品】 センパア プチベリー 10錠 ゆうメール送料80円 |
これを選んだ理由は見つけた同種の薬のなかで、
唯一3歳から飲めるから。
ほかは大人用や5歳からだった。
本来人間用の薬を犬に飲ませるのだから、
できる限り身体への負担が少ないものがいい。
また、10粒入りで送料込み500円程度という低価格も魅力。
獣医師に相談したら1粒300円の薬しか用意していないと言われた。
さて1月1日、その効果を確かめるため、
千葉県木更津まで
トレッキング⇒アウトレット⇒初詣
というドライブへ出かけた。
トレッキングする場所までの乗車時間は40分の予定。
さて、その効果は!?
👀
👀
👀
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🐶
十分にあり!

相変わらずよだれはひどいものの、
40分間吐かずに到着することができた。
しかも、クルマを降りてからも元気。
のどかな小川沿いを「いっせんぼく」と呼ばれる
湧き水がわく場所まで行く約3kmのコース。
ここをはじめてのノーリードで跳ねるように進んでいった。
スタート地点では、
青い羽根がまぶしいカワセミがお出迎え。
真ん中にカワセミがいます。スマホの望遠なので見えづらいですね……。
最初は砂利道を歩く。
途中から広大な湿地帯の中のあぜ道に。
のどかです。
そして透明度バツグンの湧き水が流れる細道へ入る。
途中からは木道に。
ここは本当に千葉県か?
湧き水が網の目のように流れるなかに、
落葉した木々がいい塩梅の間隔で立っている。
まるで宮崎駿ワールド。
高原の穴場スポットのような静謐な空間。
そしてゴール。
写真↑の突き当りでは、
砂を巻き上げて湧き水がわいていた。
千葉県生まれ、千葉県育ちなのに、
こんな素敵な場所があるとは知らなかった。
低山しかないからつまらないと決めつけていたことを反省。
約1時間、3kmのコース。
息子としては今まででもっとも長く歩いた。
非常に充実したトレッキングだった。
次は三井ウトレットパーク木更津へ移動。
そこで事件が!
出発して20分くらい経ったときに、
山道に入ってしまい、
蛇行を2分くらい繰り返したところ、
吐いてしまった。
やはり「薬を飲めば完璧」というわけにはいかない。
飲ませる間隔は4時間以上空けなければならないので、
これを守って徐々にクルマに慣らしていくつもりだ。
買い物の後の帰路では再度センパア プチベリーを飲ませた。
出発すると偶然にライトアップした神社を発見。
高台にあるので夜景もきれい。
そして無事吐かずに家に到着

クルマ酔い克服の兆しが見え、
観光&初詣も充実した元旦だった。