栃木の秘境で見つけた天然水族館!|川遊びで取り戻す本物の解放感

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一枚岩の川底をガラスのように透明な水が磨いていく

2025年8月23日、午前中は男鹿川をカヌー(徒歩?)で味わい尽くした↓
https://large-dog.iehikaku.com/archives/10461

午後は場所を移して川遊びだ。
ここは独自の方法↓で、やっと探し当てた秘境。
https://large-dog.iehikaku.com/archives/4836


前回は下見だけだったので、遊ぶのは今回が初めてだ。
ここ第一印象は「年に1回くらいしか人が来なそう

(実際にそうなら道がふさがって入って来れないけど)
人が来ない=熊がいる=怖い
世界で一番音が大きいと言われる笛↓を吹き鳴らしながら沢登りのスタート地点を探す。
「ピィ~~~っ!」と吹くたびに鼓膜がブルブル振動して痛い――。


キャンプ予定地から2㎞くらい歩いて橋の下からエントリー。
男鹿川で遊び過ぎてしまって、遅めの16時16分に沢登りスタート。


期待していたより浅い。
平均30㎝、深いところでも70㎝。
でも、期待どおりの透明度。
夕方の傾いた日差しの下でも、視界が10m以上突き抜ける
これは明らかに男鹿川以上。
木の俣川(栃木県)と比べると少しだけど下かな。

だが、魚影の濃さはバツグン!
最初の泉で12~16㎝のヤマメが20匹も群れていた。
事前にチャットさん(GPT)に聞いたら、全部天然ものだそうだ。

水温16~17℃。
これは男鹿川と同等。
ロングジョン&タッパ―(ウェットスーツ)で、ギリギリ潜って遊べる。

私は潜ってたくさんの魚を観察できれば満足。
嫁さんは大岩を乗り越えて進むか、長距離の流れるプールがあれば満足。
泰楽は喜ぶ嫁さんと遊べれば満足。
したがって、現状で満足しているのは私だけ。
嫁さんが、だんだんと無言になってきている。
頭の中で「マズい、マズい」がリピートし続けていたそのとき!


2㎞歩いた地点で、連続する2つの流れるプール(淵)が登場してくれた!

だが、ここで安心はできない。
深くなければ泳げない。

偵察部隊として、私が最初に潜る。
50㎝先の白砂の上に12㎝のチビヤマメ。
ガン見しても逃げない(まだ世間知らずだから)
そこからゆっくりと視線を前方に向けていく。
5m、7m、そして10m先に向けると川底からせり上がる岩盤に当たった。
淵に落ちる小滝だ。
流される距離は合格!

肝心の深さは?
眼下で乱舞する渓流魚を見下ろしつつ、その岩盤に近づく。
スタート地点の水深は70㎝、徐々に深さが増していく。
10m泳いだ岩盤近くで立ってみる。
足がつかない。
潜ってみる。
川底の岩にしがみついて水面を見上げる。
水深170㎝。

「プハっ!」と浮上して嫁さんに叫ぶ。
「ここで思う存分泳いでくれ!

水深1.7mもあれば飛び込みもOK。
ちょうど最深部の脇に高さ2mの岩があったので、私と泰楽も飛び込みを楽しんだ。


この日は、そのまま河原でキャンプ。
酔っている最中も熊除けの笛を吹きまくる。

宴もたけなわになった時点で、3人とも脚部にヤマビルによる出血を確認。
キャンプ地は乾燥しているので、被害現場はここではないはず。
おそらく川遊びの帰りに、杉林の急斜面を四つん這いで登ったのでそのときだ。
久しぶりに花火と焼きマシュマロを味わって、22時39分に就寝。


翌朝は5時50分に起床。
気温23℃。
寒いくらいで快適に眠れた。
(この日の東京の気温は37℃まで上がった)
熊の痕跡無し。
ホッとする。


8時34分、前日のゴール地点である2つの泉から沢登りスタート。


さっそく、家族全員で潜る。
透き通った日差しの下なので、透明度も高い!
12~13m先まで見えた。
前日は暗くて気づかなかったが、20㎝クラスのヤマメもチラホラ。

二人で川底の岩にしがみつき、流れに身を任せてじっくり観察する。
「ほら、あの大岩の陰に大物がいるぞ」
そっと嫁さんの肩に触れ、水中を指さす。
彼女はその先に視線を移すと、ぱっと笑顔が弾けた。
「来てよかったね!」


私は、当然ながら飛び込み三昧。
足から頭から4~5回は繰り返した。
泰楽も、珍しく何度も付き合ってくれた。
おそらくウェアを着ているので寒くないからだ。

アルファアイコン フルドッグガード

そこには先にも淵があって、合計3つの泉が連続していた。
だが、飛び込み可能な深さは手前だけだった。


その先は滑床のような一枚岩の一直線。
滑らかな川底をガラスのように透明な水が磨くように流れていく。


ところどころ白砂も広がっている。
重なり合う濃緑の影を映す盛夏の日差しが、白砂の上を流れる透明な川面に散らばってまぶしい。


第4の泉は天然水族館。
20匹以上のヤマメが縦横無尽に泳いでいた。


水深が浅く、嫁さん好みの大岩はないが、秘境感満点の風景が続く。
私は、潜りと熊除けの笛吹きを繰り返す。

ゴールは大堰堤。
滝つぼから吹き上げる風が生暖かい。
ここも天然水族館だった。
ヤマメ6割・イワナ4割。
1匹ずつ尺オーバーがいた。

キャンプ地から直線で500mしか離れていないはずなのに2時間27分・2.7kmも歩いた。
私は、魚をたくさん見れたので大満足!
嫁さんは、ぎりぎりでリピート可だそうです。
よかった~!

愛犬のヤマビル対策にブーツは必須!
ラフウェア RUFFWEAR グリップトレックス

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