選ぶ決め手は周辺を散歩しても楽しいか!
※この記事では下記のドッグランについて紹介しています。
「カインズ幕張店(習志野市)」「イオンモール幕張新都心(千葉市)」「稲毛海浜公園(千葉市)「ふなばしアンデルセン公園(船橋市)」「柏の葉公園(柏市)」「青葉の森公園(千葉市)「北総花の丘公園(印西市)」「水元公園(葛飾区)」「代々木公園(渋谷区)」「木場公園(江東区)」「舎人公園(足立区)」「篠崎公園(江戸川区)「駒沢オリンピック公園(世田谷区)」
わが家は、ざっくりいうと千葉県幕張エリアだ。
この辺りはターミナル駅のJR津田沼駅があるし、
三井アウトレットパーク幕張やららぽーとtokyo-bayがあるし、
高速道路のインターが複数あるし、
ディズニーランドまで電車で十数分だし、
めちゃくちゃ便利だ。
だが、むちゃくちゃ残念な点もある。
それはお気に入りの
無料ドッグランが近くにない
ということ。
ここでちょっとくわしい人なら、
「いやいや、近くにカインズやイオンのドッグランがあるでしょ!」
と人差し指を左右に振るだろう。
ここからは個人的好みの話になります。
私は次の条件を満たすドッグランが好きなのです。
1.無料
2.好きなときに利用できる
3.愛犬がケンカをはじめた際、「だめ、だめぇ」と言うだけで止める気がない、といったマナーの悪い飼い主がいない
4.大型犬が多い(出会いがある)
5.周辺を散歩しても楽しい
カインズ幕張(習志野市)のドッグランは、
混んでいると順番待ちで1時間以上待たされることもある。
しかも利用できるのは1時間以内。
それにホームセンターの周りを散歩しても楽しくはない。
イオンモール幕張新都心(千葉市)のドッグランは、
泰楽(ゴールデンドゥードル)が1歳になるまで毎週のように通った。
ところが、数年前からマナーパンツ(おむつ)とワクチン接種が必須になってしまった。
地面が人工芝なのでマナーパンツは仕方がないかもしれない。
しかし、どうしても着けさせる気になれない。
ワクチンに関しては、子犬時以外は不要派。
なので最近はまったく行っていない。
イオンのドッグランには生後4ヶ月から通った。この時点ですでに周りから比べると巨大犬だった
だが、チワワにビビッてヤモリのように壁に張り付いていた
ちなみに近くには、
稲毛海浜公園とふなばしアンデルセン公園
のドッグランもある。
稲毛海浜公園(千葉市)は、実に惜しい!
なんてたって散歩していて楽しい。
稲毛海浜公園の白い砂浜。白いウッドデッキにはワンコと一緒に入ってビールを飲める!
広大な芝生の広場もあり、休日にはその脇にキッチンカーが並び、美味い食事とビールを一緒に味わえる!
もう30年以上通っているのに飽きない。
稲毛海浜公園のくわしい情報はこちら↓
https://www.homes.co.jp/life/cl-kurashi/cm-pet/53690/
だが、ドッグランについては400~600円(時期によって変わる)を支払わなければならない。
だからいつも周りを散歩して、珍しい犬の飼い主さんを見つけてはお話している。
ふなばしアンデルセン公園のドッグラン(船橋市)も有料(300円)だ。
しかも、大型遊具などで有名なアンデルセン公園とは、別の施設になるので相互利用はできない。
ならばどこのドッグランへ行けばいいのか。
ちょっと調べれば千葉県内の公園の無料ドッグランが見つかる。
有名どころは柏の葉公園(柏市)、青葉の森公園(千葉市)、北総花の丘公園(印西市)だ。
私はこのすべてで泰楽と散歩をした。
どこも自然が豊かで楽しかった。
しかし、ドッグランについては、
柏の葉公園(柏市)と青葉の森公園(千葉市)は、
ガイダンス受講後の登録制だ。
ガイダンスは日時限定で登録料は700円。
ご近所で毎週通うなら「ぜひ!ぜひ!」だが、
どちらも高速を利用して行く距離なので、前のめりになれない。
柏の葉公園のくわしい情報はこちら↓
https://www.homes.co.jp/life/cl-spot/cm-park/54928/
青葉の森公園のくわしい情報はこちら↓
https://www.homes.co.jp/life/cl-spot/cm-park/55065/
残るは北総花の丘公園(印西市)。
こちらのドッグランは事前にWeb登録し、
管理事務所で登録料とホルダー代の合計650円を支払えばすぐに利用できる。
ドッグラン自体は広々としていて大型犬も多い。
(小型犬については、ここで紹介するドッグランならばどこも大型犬の10倍はいます)
地面が芝生で、大雨の後にドロドロにならないところもいい
公園自体も、名前のとおり花がたくさん咲いていてきれいだ。
強いてネックをあげるとすれば、花が咲いているメインのエリアとドッグランが離れていること。
ドッグランだけ県道を隔てて、ぽつんとある。
すぐ近くに駐車場があるので、ドッグランだけを楽しみたいなら問題ないが、
公園全体を楽しみたいなら、ちょっと不便。
北総花の丘公園のさらにくわしい情報はこちら↓
https://www.homes.co.jp/life/cl-spot/cm-park/55294/
そこでわが家がリピートしているのが水元公園(葛飾区)だ。
東京都内だが、東京外環自動車道を利用すれば柏市や印西市よりむしろ早く着く。
ドッグランは管理事務所へ行けば、すぐに登録ができて無料で利用できた。
(毎年更新)
ところがである。
2024年度からWEB登録のみになった。
これは新規だけでなく更新も同様。
また、WEBで申し込みをしてから登録完了のメールが届くまで1週間から10日かかるらしい。
したがって、利用したい日に申し込んでも間に合わない。
なお、この利用登録によって水元公園だけでなく、都立12公園のドックランも利用可能になる。
具体的には、以下の公園だ。
小金井公園、小山内裏公園、木場公園、駒沢オリンピック公園、桜ヶ丘公園、篠崎公園、城北中央公園、舎人公園、水元公園、代々木公園、蘆花恒春園、神代植物公園
くわしくはこちらでご確認を↓
https://www.tokyo-park.or.jp/park/mizumoto/facility/#park106
早速、Web登録をすると、実際は3日ほどで登録完了のメールが届いた。
そのとき考えた。
「都立12公園のドッグラン登録ができたならば、ほかも行かなきゃ損!」
そこで今まで次のドッグランへ遊びに行った。
水元公園、代々木公園、木場公園、舎人公園、篠崎公園、駒沢オリンピック公園。
最初に断っておくが、都立に限らず公立のドッグランの中身は、ほとんど変わらない。
高級ドッグランのように広いプールもなければ、アジリティ施設もない。
あるのは広い敷地とちょっとした東屋くらいだ。
それでも違いが出るとすれば個人的には、
周囲を散歩しても楽しいかと珍しい犬種と出会えるかだと思う。
そのことを前提に、それぞれのドッグランの感想を紹介しよう。
水元公園(東京都葛飾区)
この公園の最大の魅力は、スケールの大きさ。
敷地面積96.3ha(東京ドーム20個分)という東京23区内では最大級の広さ!
ただ広いだけではない。
どう見ても大河の河口部にしか見えない広大な池に沿った公園で、
大小の水路が園内を走っている。
水辺では曜日を問わずたくさんの人が釣り糸を垂れている。
この日もたくさんの釣り人がいたが、池が広すぎて写らない!
また、園内では幹の直径が1mを超えるような巨木が、数えきれないほど生育している。
その森に入ると高原の森林に迷い込んだような少し不安を覚えつつも、爽やかな気持ちになれる。
この大自然感があふれる空間のなかにドッグランがあるのだ。
水元公園のドッグラン入口。つくりはどこも一緒
したがって、周囲を散歩する楽しさはトップクラス。
ドッグラン自体は、比較的珍しい大型犬に出会うチャンスは多いと思う。
今まで
レオンベルガ―、イングリッシュセッター、40kgを超えるアメリカンピットブル
などの飼い主さんとお話しした。
水元公園のさらにくわしい情報はこちら↓
https://www.homes.co.jp/life/cl-kurashi/cm-pet/54153/
代々木公園(渋谷区)
ここはアウトドアデイジャパンの会場と言うこともあり、過去に何度か行っている。
まさに都会のど真ん中。原宿駅のすぐ脇にある。
それなのに一歩足を踏み入れると大自然が広がる。
翼を広げると130cmにもなるオオタカが目撃されたこともあるそうだ。
遊歩道は、ずっと大木の木陰で太陽ジリジリの日でも比較的爽やか
ドッグラン内も自然があふれている。
常連さんによると、樹木に囲まれているので真夏でも割と涼しいそうだ。
散歩して楽しい。真夏でも比較的涼しい。
それだけでもここのドッグランは大きなアドバンテージだ。
しかし最大の魅力は、ほかにある。
それは珍しい大型犬が多いということ。
まず、なぜか行くたびにグレートデンがいる。
これは先代犬(バーニーズマウンテンドッグ)と行った十数年前からだから、
同じ飼い主さんというわけではない。
さらに成犬時は100kgを超えるといわれるイングリッシュマスティフの子犬にも会ったこともある。
先日行ったときなんて、ドーベルマンとグレートデンのミックス犬とウルフドッグ(狼と犬のミックス)にも出会った。
右端がドーベルマンとグレートデンのミックス犬。真ん中の2頭がウルフドッグ
もう私としては、毎回、上野動物園並みの興奮。
飼い主さんたちと何時間でもお話してしまう。
これもまた楽しい!
珍しい犬を飼う人は、ほとんどが犬マニア。
とにかく犬にくわしい。
(たまにプロのドッグトレーナーさんもいる)
犬種、しつけ、ドッグフードなど、なんでも知っているので、ついつい長話してしまう。
代々木公園のさらにくわしい情報はこちら↓
https://www.homes.co.jp/life/cl-kurashi/cm-pet/54648/
木場公園(江東区)
今回はじめて行ったドッグラン。
まず、駐車場に到着してびっくり。
高層ビルに囲まれている!
こちらも代々木公園と同様に大都会のオアシスといった印象だが、中身は大きく異なる。
代々木公園は、一度なかに入ると森の中。視界にビルは、ほとんど入らない。
一方で木場公園は、どこを歩いていても森の向こう側に必ず高層ビルが立っている。
なんてたって東京スカイツリーも登場するのだ!
華やかな花壇の後ろにたたずむ東京スカイツリー!
この豊かな緑と大都会のギャップが新鮮。
園内を散歩しているだけでも、なんだかワクワクする。
このようにどこにいてもビルが見えるのは、大規模な都立公園のなかでは小ぶりだからだと思う。
代々木公園の面積は約54ha。
木場公園の面積は約24ha。
コンパクトゆえに移動が楽。
駐車場からドッグランまで100mくらいしか離れていないし、
ドッグランの脇には、ワンコ可のカフェがある。
木場公園では、広大な緑の広場を眺めながらオープンテラスでワンコと食事やお茶ができる。
このすぐ裏がドッグラン
ドッグランも意外に優秀。
掲示板にしつけ教室の開催やおもちゃ使用可能日などが貼ってあり、
ボランティアの方々がしっかり活動されているのが伝わる。
大型犬エリアの真ん中には、大きなイチョウの木が4本も並んでおり、
広々とした木陰をつくっていた。
木場公園のドッグラン。冬季以外はこの木陰がありがたい!
ドッグランから少し歩けば、都市緑化植物園や木場公園大橋といった見所もある。
木場公園は、コンパクトで高性能な公園だ。
木場公園のさらにくわしい情報はこちら↓
https://www.homes.co.jp/life/cl-spot/cm-park/55764/
舎人公園(足立区)
この公園は、野球場などのスポーツ施設が充実している西側と、
大池を中心にアウトドアや遊具を楽しめる東側に分かれている。
道路一本で隔てられているだけだが、横断報道が少ないので移動は結構大変だ。
ドッグランがあるのは西側。
西側はスポーツ施設中心なので、散歩をしてもそれほど楽しめない。
この周りにお散歩を楽しめるようなコースはない。でも、草野球や草サッカー観戦が好きなら最適
一方で東側はお楽しみが盛りだくさん。
まず大木に囲まれた大池は、満々と水をたたえて高原の湖のような雰囲気。
大人はクチボソなどを狙って釣り糸を垂らし、子どもは網でエビなどを獲っている。
舎人公園の大池は、高原の湖のようなたたずまい。近づくと水はそれなりに汚れているけど
少し離れると子どもだけでなく、大人も楽しめる遊具がずらりと並ぶ。
そのクオリティはどれも高く、たとえば自然観察を促す仕組みのものもある。
ジャンプタッチに挑む! 目標に届かずこのあとかなりムキになった
なので人は東側に集まる。
驚いたのはバーベキュー広場を利用している人数。
おそらく二百人近くが肉を焼き、ビールを飲んで思い切り羽を伸ばしていた。
公園のバーベキュー場はどこも人気だが、こんなに盛況なところは見たことがない!
活気があるので犬の散歩も楽しい。
いろいろなワンコと出会って、飼い主さんたちと会話を弾ませることができた。
舎人公園の遊歩道で一組とお話ししていると、段々とワンコ仲間が集まってきた
こういったことから
舎人公園は、西側のドッグランに行く日と東側で散歩をする日を分けた方が楽しめる
と思う。
舎人公園のさらにくわしい情報はこちら↓
https://www.homes.co.jp/life/cl-spot/cm-park/56038/
篠崎公園(江戸川区)
この公園もスポーツ施設があるA地区とドッグランなどがあるB地区に分かれている。
その距離は住宅地を挟んで約700m。
移動は舎人公園以上に面倒だ。
わが家の場合は移動するだけで12分かかってしまった。
とはいえ、こちらのドッグランもボランティアの方々がしっかり管理している印象を受けた。
ボールなどのおもちゃ使用を禁止するドッグランが多いなか、
こちらは施設側でボールを用意していた。
ボランティアの方々が用意したボール。誰でも毎日使える
スポーツ施設があるA地区は、遊歩道が幅広く、アジサイなどの見所もある。
なので犬の散歩をしている人は、あきらかにこちらの方が多い。
したがって、篠崎公園もドッグランの利用と犬の散歩を分けて考えた方がいいだろう。
篠崎公園のさらにくわしい情報はこちら↓
https://www.homes.co.jp/life/cl-spot/cm-park/56135/
駒沢オリンピック公園(世田谷区)
この公園は、そもそも1964年の東京オリンピックの第2会場としてつくられた。
現在も陸上競技場、テニスコート、ジョギングコース、ストリートスポーツ広場など、
多種多様なスポーツ施設が整備され、多くの人たちが汗を流している。
写真中央にそびえているのが、駒沢オリンピック公園のシンボルといえるオリンピック記念塔
また園内には、滑り台やブランコなど定番の遊具が設置された児童公園が点在し、
「本当に日本は少子化か!?」と目を擦ってしまうほど、ちびっ子があふれている。
このようなことから私のこの公園の印象は、スポーツと親子連れの殿堂。
ドッグランは、その端にちょこんとある感じだ。
駒沢オリンピック公園のドッグランは、通路の一角を改造した模様。地面がアスファルトなので夏場は肉球が心配……。
駒沢オリンピック公園のくわしい様子はこちら↓
https://www.homes.co.jp/life/cl-kurashi/cm-pet/54796/
以上が私が利用した無料ドッグランの感想です。
曜日や季節によって印象がガラリと変わる可能性もありますが、
皆さんと愛犬の楽しい暮らしの一助になれば幸いです。
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