犬と磯遊び「暴風の中、さらに穴場の磯を発見!」(大房岬自然公園・千葉県)

意外な場所に南国チックな青い海が!

お盆期間中の週末、毎年恒例の磯遊びへ出かけた。
(今年で4年目だが、なぜかブログには書いていない)

場所は地元の南房総。
メンバーはゴールデンドゥードルつながりの、りっくん&るんるん家族と我が家。

目的地は一昨年に偶然見つけた場所。
トイレがなく、駐車スペースも限られているが、遊び場は広大の無限大。
しかも、所々磯に囲まれていてプライベート感も味わえる。
とっておきの場所だ。

だが大きな問題が発生。
前日、我が県に台風が上陸したのだ。
しかし、日付が変わる頃に天気予報を確認すると、幸い「曇りのち晴れ」
午前11時頃から夏らしい晴天になりそうだ。

5時半起床。
6時半にウキウキでクルマを出す。
空は曇天。
だが、だんだんと明るくなってくるはず。

待ち合わせは午前8時に目的地近くのコンビニ。
7時30分、早めに出てきたのでもうすぐ到着。
天気は相変わらず……。
7時35分、先方から到着のメール。
空がより暗くなったような……。
7時40分、待ち合わせ場所が視界に入る。
フロントガラスに水滴がぽつぽつ。
やがてザザ~~~っ!

先方と雨の中会議。
とりあえず現場へ行くことに。
クルマを出すと雨が止む。
オレたち持っているかも!

現場に到着すると、いつもは満車御礼(無理やり10台)なのに先客は1台だけ。
「そりゃこの天気じゃそうだよな」
とクルマのドアを開けると、
腕がびよ~~~っん

推定12mの強風。
雨さえ降らなければ泳ごうを思っていたのに、まさか風にやられるとは……。

とはいえ、りっくん&るんるん家族は県外からはるばる来ている。
それゆえ、とりあえずということで現場をご案内する。


↑現場は東京ドーム2個分(推定)の一枚岩。晴天なら奥に富士山が鎮座しているのが見える

5人と3頭で目的の磯へ向かう。
だが……。

顔面がひん曲がるほどの強風。
しかも、いつもは湖のように穏やかな海面に、頭オーバーの波が立っている。
近づくのは危険。
あと50mで撤退を決断する。

そこで困ってしまったのは、これからのこと。
2家族とも高速代をかけてきてこのまま引き返すわけにはいかない。
だからといって9時前にランチをいうわけにもいかない。
と、いうことでとりあえず南下して広そうな大房岬自然公園を散歩することになった。

公園に到着するとすぐに気づいた。
風が弱いのだ。
当日は南風。
その公園は西へ突き出した陸地の北側になる。
だから風を交わしているのだ。

さらに空を見上げると青空になってきた。
快適空間で1時間ほど散歩を楽しむ。

そしてなにげなく高台にある公園から北側を見下すと……。

ベタ凪の青い海だ!
あそこなら泳げるかもしれない。
お昼前でお腹が空きはじめていたが大至急向かった。

すると期待どおりのほぼ無風。
しかもぐい~~~んっと一直線に磯もある。
もしかして穴場の穴場!?

大至急着替えて無人の磯へとダッシュした。


トイプー×ゴールデンレトリバーのりっくん&るんるん(中型犬)に、この大岩越えはキツかった模様。
すみません……。

早速、泰楽(もうすぐ5歳)お気に入りのおもちゃを思いっきり遠投。

予想どおり、るんるん(7カ月)に奪われる。

それでもめげずに何度でも取りに行く。

「千葉の海=濁っている」と思っている人も多いと思うが、南房総の海はダイビングスポットがあるほど透明度が高い。
晴れれば南国チックだ。

残念ながらこの日は台風でかき混ぜられ、透明度50㎝だったが、磯の隙間をのぞくとウニやカニやフナムシがうじゃうじゃ。

シュノーケリングして海底の岩にしがみついていると、蛍光ブルーの小魚たちに囲まれた。

そんなこんなで2時間弱。
思う存分、穴場の穴場を楽しむことができました
(もしかして私だけ??)

さて、話はまったく変わりますが、お盆休み中は、「房総の山復興 山の日記念講演会」(8月11日)にも行ってきました。

2019年に千葉県に上陸した台風15号や19号などは、県内の住宅だけでなく登山道もめちゃくちゃにしていきました。
3年経った今も倒木やがけ崩れで「絶対に無理!」というコースがいくつもあります。
そんな壊滅的状況でも地道に復興作業を行ってきた方々の記録をご紹介いただきました。
本当に頭が下がる思いです。
ありがとうございます!

そして当日はNHKの「三百名山ひと筆書き」で有名なプロアドベンチャーレーサー田中陽希さんの講演会もありました。
https://www.greattraverse.com/project

ずっとテレビの前で応援していたので、壇上に立たれたときは感無量のちょっぴりウルウル。
しかもなんと田中さんは鴨川市に5年間も住んでいた経験があるとか。
思いっきり親近感を持ちました。
ほかにも三百名山が終わってはじめてクルマを運転した様子などの裏話も聞けて、楽しいひとときでした。

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