犬と川遊び「関東トップクラスの清流に潜ってヤマメを眺める」那珂川支流(栃木県)

4mの飛び込み台は復活しているのか!?

9月最終の週末、午前中に那珂川をカヌーで下った。
そのときの様子↓
https://large-dog.iehikaku.com/archives/8103
次は清らかな支流へ移動して川遊び&キャンプだ!


14時40分、支流の河原に到着。
標高約600m。気温22℃。
クルマを降りた瞬間、Tシャツから出た腕がヒヤッとする。
夏の終わりを痛感――

キャンプ地は地形が変わって水深も浅くなっていた。
しかも河原に雑草が多い。
今年の那須方面は雨が少なかった?

大至急、ウェットに着替えて潜る。
ここは調子がいいと透明度が15mくらいになる。
関東ではトップクラスにきれいな川だ。


絶好調ならこんなに透明で魚も多い!


今回も顔面を入れた途端、子ヤマメの嵐(ピントが合わなくてすみません。以下同)。
10匹に1匹は20㎝オーバーもいる。
ただ、川底にコケが多く、枯葉も舞っているので透明度は10mくらいだった。
それでも水質は一級品だ!


家族で下流に向かってキャニオニング(渓谷を下って歩く)を開始。
やはり流れが変わったようで森の中を蛇行し、そこかしこに流木が積み重なっていた。
去年までは「静謐」という印象だったけど、今回はちょっと荒々しいなぁ。

このコースには、全部で3つの淵があって泳げる。
しかし第一の淵しか見当たらない。
と思っていたら流れが変化していてルートを間違えていた。
第二を迂回していきなり第三の淵に出る。
ここは3年前まで直径5m、深さ2.5mのプールとなっていて、関東では一番のお気に入りスポットだった。


第三の淵。3年前は思いっきり飛び込めた!

それが2年前、いきなり手前半分が砂利で埋まった。
今年は??
潜ってみると、水深2mの部分が畳1帖分しかない。
淵って必ず埋まるものなの!?


しかも飛び込み台の岩も崩れて、木にしがみつきながらでないと飛び込めなくなっていた。


それでも精一杯楽しむ!

水温推定14℃。真冬の九十九里並み。

なので泰楽にはウェアを着せた。でもやはり寒いらしい。
3回泳いで「もういいです」と陸でおもちゃに集中しはじめた。
仕方ないので嫁さんとシュノーケリングを開始。


この淵は特に魚影が濃かった。
17cm前後のヤマメが数十匹で群れていた。
しばらく天然の水族館を堪能する。
スマホカメラのピントが合わないのが悔しい。

嫁さんと泰楽は途中で帰って、私だけで熊除けの笛をピーピー吹きながら3時間も遊んでしまった。
ずっと水温14℃に潜っていたので、キャンプ地に戻る途中ずっとガタガタ震えて歩く。


キャンプ地の気温は、19時の時点で21℃。
意外に寒くない。
テーブルの先1mが渓流。
せせらぎをBGMにビール⇒赤ワイン。
星空がないのが唯一の欠点。

泰楽が「早く焼き芋をちょうだい」と私をガン見しっぱなし。
焼けるまで赤ワインを与えてごまかす。


炭火焼肉をたらふく味わったら焚き火&今年最後の花火タイム
赤ワインでほんわかした頭に閃光が染みる。
花火をはじめると泰楽はいつもじっと見ている。
このはかない美しさが分かるのかい?

花火が無くなると静寂に包まれる。
知らないうちに全員が夢の世界へ――。

椅子に座ったまま1時間寝てしまった。
せせらぎにやさしく起こされて22時に車内に移動し就寝。


6時12分起床。
気温18℃。
結構飲んだ割に爽やかな目覚め。


椅子に座って見上げると紅葉がはじまっていた。
朱色は好み。
ぼぉ~っと見つめる。

わが家のアウトドア料理はいつも手抜き。
手の込んだことをする時間があれば遊びに費やす。
この日の朝食もサンドイッチと丸ごとバナナ。


泰楽は昨晩焚き火に放り込んでおいた焼き芋。


7時44分、さらに上流へ移動して川遊び開始。

ここは深さ3mの淵と高さ4mの飛び込み台があった。
ところが第三の淵同様、2年前に埋まってしまった。
飛び込みポイントは畳1帖分のみで、深さは2m弱になった。
この深さでは4mの飛び込みは無理だ。


狙いを定めて3mの高さから飛び込む!
狙いが外れて川底に足がついた。
嫁さんには言わなかったが、ちょっと焦りました――。

飛び込みポイントの下流に流れるプールがある。
嫁さんが泰楽を誘う。

でも失敗


お詫びにおもちゃで遊んであげる。
テンション上げて一緒に遊ぼうよー!


この流れるプールではヤマメが1匹だけいた。
50㎝まで近づいても動かない。
疲れてるの?

天候には恵まれなかったが、やりたいことは全部できた。
10時過ぎに撤収し、帰宅後洗濯をした。

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