飛び込み、流され、星空を見上げる
午前中の大井川のダウンリバーは、なかなかアグレッシブだった↓
https://large-dog.iehikaku.com/archives/7219
次はのんびりを希望。
支流へ川遊びに向かった。
そこは結構人気の野営スポットだった。
広い河原。そこそこ透明度の高い水質。ヒラタクワガタ多数。
個人的にも大変気に入っていた。
ところが2年前の豪雨で壊滅的な状態に。
河原が凸凹になり、鋭く尖った岩がごろごろ。
車高を上げたジムニーでも「こんなんならほか行くっす」という姿になってしまった。
おまけに河原のヤナギの木も半分近く流されて、ヒラタクワガタはゼロに――。
あれから1年。少しはやさしい姿に戻っているのか?
12時30分、支流の河原に到着。
先客2組。
1台はノーマルジムニー。もう1台はミニバン。
両者とも、もくもくと煙を棚引かせBBQを楽しんでいる。
しかしながら、そこは河原の入口付近。
やはり奥には入れないのか?
デリカを4WDに切り替え、そろりそろりを前進する。
なるほど、去年よりマシだが相変わらず凸凹だ。
1mくらいの段差も残っている。
だが、私にはクルマ1台分の進入ラインが見えていた。

クルマを降りて抱えるような大きさの岩をどかしては前進、を繰り返す。
汗ダクダク。
上半身裸になってクルマを運転する。
背中とシートがべたっとくっつく![]()
そして、ついに河原の突き当たりにたどり着いた。
ここまで来ればフリーダムエリアだ。

本日の野営地決定!![]()
大至急、ヒラタクワガタチェック。

相変わらず豪雨の爪痕が色濃く残っている。
しかし、洞を覗くと漆黒のシルエットが!

今年初の50mmオーバー(50.5mm)。
しかしながら目標は60mm。
断腸の思いでリリース。
ほかに40mmもゲットした。
いくらか改善しているのでほっとする。
川面を眺めながらコンビニ弁当のランチ。
夜の大宴会のためのテーブル設置場所に20分くらい悩む。
(私はいつも上流を眺めて飲むので、毎晩風下になって燻されて泣くことになる)
ランチ後、川遊び開始。
目の前の流れは水深50㎝で透明度も50㎝。
やはり大井川同様に先週の雨の影響で濁っている。

要するにつまらないので300m上流の淵まで歩いて行く。

淵は流れの外側にえぐれて静水状態のプールになっていた。
この川の絶好調のときの透明度は7~8m。
だが、この日は50cm。
なので見た目では淵の深さが分からない。
以前は2mくらいあったが、まさか埋まってしまったか?
とりあえず潜ってみる。
水中メガネを付けていても底が見えない。
川底へ向かってぐいぐい平泳ぎ。
「あっ、川底だ!」
と思った瞬間、おでこが「ガツーンっ!」
岩に強打した。
涙目で浮上。
スントコアで水深を確認すると2mだった。
本日、飛び込みOK!

プールにちょうど倒木があり、飛び込み台になっていた。
これはラッキー![]()
泰楽はレトリバー系のくせに飛び込みを怖がる。
だが、今回は何度も宙を舞った。
どうやら流れがない場所なら平気のようだ。
泰楽が楽しいなら親も楽しい!
普段は「鼻に水が入る」と断固拒否する嫁さんも飛び込んだ。
いつもは私だけ喜ぶ淵での遊びだが、今回は家族全員で楽しめた。
結構うれしい。
陽が西に傾いて来たのでキャンプの準備を開始。

泰楽は相変わらず薪拾いには積極的だ。
自分で噛みたいから?

この河原はいつ行っても薪があふれている。
10分もかけないで十分に拾えた。
拾うこと自体が楽しいのでちょっぴり物足りない――。

本日のメインディッシュは「ゆるキャン△」で紹介されていた「うまうま100%ハンバーグ」。
アニメのとおり「肉!肉!肉!」の濃厚な味わい。
これは確かにほかにはない旨味だ。
でも、個人的にはもう少しつなぎの風味があってもいいかな。
日が暮れてきても暑い。
19時時点で30度(標高約200m)。
しかし、21時くらいで急低下。

やっと過ごしやすくなった。
赤ワインが進む。

見上げると星が出てきた。
本日7日6日、酔っ払って天の川分からず。
22時30分就寝。
6時15分起床。
気温23度。
よく眠れた。
大至急、クワガタチェック。
コクワの雌のみ。
8時17分、川遊び開始。
嫁さんは、ライフジャケットを着て川に流されることが一番好き。
泰楽もこれなら喜んでついて行く。
昨日、飛び込みに付き合ってくれたので今度は私も流される。
浅すぎて尻を強打。
背筋をピンと伸ばして空を眺めて流されるのがコツ。
思い切り遊んで9時40分に出発。
13時24分帰宅。
泰楽を洗う。
時間配分も最高の旅でした。


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