修理の申込み方法も解説!
服にアフターフォローなんてあるわけない。
ずっとそう思ってきた。
ユニクロで1年前に買ったフリースの縫い目がほつれたからって「修理してください」と持って行く?
私はしない。
ところが先日、ノースフェイスのアウトレット店へ行ったとき店舗スタッフとこんなやり取りがあった。
「スマホ対応の薄手の防風グローブはありますか?」
「今はないですねぇ」
「実はノースのヌプシイーチップグローブを持っているんですが、1年で全部の指がスマホに反応しなくなったんですよ」
「だったら修理に出したらいかがですか? おそらく新品を買うより安く済みますよ」
「修理!? グローブごときを直してもらえるんですか?」
「たぶん大丈夫だと思います。一度リペアセンターに送ってみてください。着払いでOKです。申込みはネットでできますが、店舗にお持ちいただいても可能ですよ」
「モンベルやパタゴニアなど本格アウトドアメーカーが修理することは知っていましたが、ノースもやっているとは驚きです」
「ウチも本格アウトドアメーカーです! もしかしてアパレルメーカーだと思っていました?!」
帰宅後、早速ゴールドウィンのリペアセンターへ修理を申し込むことにした。
ネット申し込みの場合は、次のような流れになる。
1.会員登録
2.マイページの「リペア依頼」ボタン(↓画像)を押して、必要事項を記入する
3.リペアセンターからメールで仮見積りが届く
(生地や構造上の欠陥が原因の場合は無料)
4.仮見積りに納得できれば修理品を着払いで発送
5.修理
6.元払いで修理完了品が届く
↑マイページ画面
今回はスマホ対応だけでなく、右手の薬指と小指の間の部分が1cmくらい破けていたので、その部分の修理も依頼した。
修理品を発送して約1週間後、仮見積りのメールが届いた。
「両手のひら部分摩耗しているパーツを取り替えます。ほつれ部分は縫い直します。
修理は無償です。
納期はご了承後4週間です。よろしいでしょうか?」
むむむむ無償!?
2,000~3,000円は覚悟していたのにタダなの!?
びっくり仰天すると同時に、
「どうか気が変わらないうちに!」
と速攻で
「お願いします!」
と返信した。
そして10日後、修理品が送られてきた(4週間もかからなかった)。
しっかりした段ボール箱に入れられて。
きれいなビニール袋に入れられて。
いざ開封!
聞いてはいたが、本当に両手の手のひら部分が全部新品になっていた!
合皮の補強部分なんてぴっかぴか。
右手の破れ部分も完璧に修理済み。
どこを直したのかまったく分からない仕上がり。
これで修理代は無料!?
しかも往復の送料もノース負担だから、こちらは本当に1円も支払うことはなかった。
そこで疑問。
スマホ対応への不具合は、確かに「生地や構造上の欠陥が原因」だから、無償修理になるのだろう。
だが、右手の破れはなんで?
たぶん、手のひらの生地を交換する際に、破れ部分の縫い目もほどくので、ついでにやってくれたのだろう。
とにかく、いくら何でも新品同様で帰ってくるとは!
あまりの神対応に大満足。
ありがとうノースフェイス!
今までは普段着中心にお世話になっていたけど、これからは登山でも使うようにするよ!
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