かわい過ぎて腰が砕ける!
ゴールデンウィークに幕張のペット博へ行ってきた。
ペット博とは、犬・猫に限らず、さまざまなペット関連グッズの展示・販売のほか、
トークショーなども行う生き物好きにはたまらない日本最大級のペットイベントだ。
と、いっても最近は会場には入らない。
ご近所なので買い物ついでに自転車でちょいと行って、
出入り口付近で珍しいペットとの出会いを楽しんでいる。
以前はミニブタさんや80kgを超えるセントバーナードくんなどと触れ合うことができた。
さて、今回はどんな出会いがあるのか!?
出入り口にあるベンチに座っていると早速珍獣発見!
ミーアキャットではないか!
飼い主さんの肩の上ですくっと背筋を伸ばしている。
遠くを見つめるその瞳は、サバンナに立つときとまったく同じ。
かかかかかわいいー!
でも動物園以外で初めて見た。
ペットとして飼えるのか?
大至急、飼い主さんに聞いてみた。
(私は恥ずかしいので嫁さんが)
「あの~、触ってもいいですか?」
「いいですよ。どうぞ、どうぞ」
かわいいですねー、と彼女が手を伸ばすとスルスルスルっと下りてきて――。
「ぴたっ!」と嫁さんの足に抱き着いてきた!
かわいいーーー!
もう私も我慢できない。
「ミミミミミーアキャットですよね? ペットとして飼えるんですか!?」
以下、たくさんご回答いただいたのでまとめる。
・専門店やブリーダーから購入可能。価格は20~40万円
・トイレの場所は覚える
・名前を呼べば来る
・寿命は12年前後
・噛むと痛いが性格は温和
・オスは臭腺があるが自分(飼い主さん)は気にならない
・各都道府県に対応可能な動物病院がある
なんと、犬と同じ感覚で飼えるではないか!
そのことを伝えると、飼い主さんは「そのとおりです!」と脇を指さした。
そこにいたのは中型のワンコ。
一緒に飼っているというのだ。
しかもワンコの方が若いので立場も下らしい。
気づくとそのミーアキャットくんは泰楽も弟子にしていた。
むむむっ!
小型犬も飼う気ならミーアキャットもアリだな。
頭の中は、頭の上にミーアキャットを乗せてカヌーを漕ぐ自分の姿がヘビーローテーション。
あ~、ミーアキャットに埋もれて眠りたい――。
その興奮が冷めやまぬうちに、次のビッグウェーブが押し寄せてきた。
へっ、このお姿は?
まさか、
まさかのバーニードゥードル!?
バーニードゥードルとは、
バーニーズマウンテンドッグとプードルのミックス犬だ。
つまりゴールデンドゥードルの泰楽とは親戚関係(?)になる。
実は泰楽を迎える際、一番ほしかったのはバーニードゥードルだった。
バーニーズマウンテンドッグは、最初に飼う犬として選んだくらい見た目が好み。
そして実際に飼ってみておとなしい性格(3歳以降)と頭の良さに満足していた。
そのうえで、さらに頭がいいといわれているプードルが加わり、
かわいらしいくるくるパーマになるのだから自分にとって無敵の犬種だ。
だが、これが珍しいのなんの。
7年前(2017年)に調べたときは、ブリーダーは国内に1~2件しかなく、
バーニーズのトレードマークであるトライカラー(3色)の子は皆無といえた。
とはいえ、アメリカには結構いるようだった。
しかし、ドッグショーなどで知り合ったマニアたちに話を聞くと詐欺被害の話題ばかり。
英検4級の自分にはハードルが高すぎた……。
前置きが長くなったが、とにかくはじめて憧れのバーニードゥードルと対面できたのだ。
見つけた瞬間、ミーアキャットのように背筋がびーんと伸び、
「バババババーニードゥードルではないですか!?」
と嫁さんの耳元へ叫んでしまった。
犬の好みが私と似ている彼女は、脱兎のようなスピードでその子の飼い主さんに近づき、
「この子の犬種はなんですか?」
と聞いた。
答えはやはりバーニードゥードル。
以前、アメリカにお住まいで、その際に迎えたそうだ。
想像をはるかに上回る愛らしさ!
イウォークとコジコジを足して2で割ったようなインパクト。
もう地球上の生物とは思えない。
この笑顔の破壊力で腰が砕けてまともに会話ができなくなってしまった。
こんな意外な出会いがあるからペット博はたまらない。
いきなり話しかけてしまったミーアキャットくんとバーニードゥードルくんの飼い主さん、
ありがとうございました!
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